猛暑日続きのこの時季、高温の職場で働いている人たちは、どんな熱中症対策を心掛けているのか。

東京都江戸川区で麦茶を作っている小川良雄さん(65)は、250度の石がまの前に1日6時間、工場の中は48度にもなる。その小川さんが「わが家で作ったこれを飲むんです」と持ってきたのは、麦茶と梅干だ。麦茶に中くらいの梅干しを2、3個入れて飲むのだという。「ちょっと砕いて入れます」

神奈川県横須賀市の「池嶋とうふ店」は挽いた大豆を圧力釜で煮る。池嶋勝貴店主は「蒸し風呂みたいな地獄の暑さですよ」と汗びっしょり。豆腐作りの真っ最中の午前4時には、すでに室内は34度だ。「豆乳にレモンを搾ったスペシャルドリンクを飲んでいます」

「レモンに多いクエン酸は夏バテ防止、疲労回復にいい」

プロにはそれぞれの熱中症対策があるようで、谷口英喜・医学博士(神奈川県済生会病院横浜東部病院)はこう解説した。「確かに、水分を補うためには、麦茶だけでは足りません。梅干しで塩分を補うというのは理にかなっています。また、レモンに多いクエン酸は、夏バテ防止、疲労回復にすごく優れています」

正能芙優(社会起業家)「塩分タブレットを舐めたりしてるんですが、どのくらい意味があるんだろうと思っていたんですけど...(効果があるんですね)」

熱中症防止のスペシャルドリンクは自分で簡単に作ることができる。司会の国山ハセンが紹介した。「大人は水1リットルに塩3グラム、砂糖20グラム。子供は700ミリリットルの水に塩2グラム、砂糖14グラムです。熱中症の危険があるときに、最初の1時間にこれを飲んでください。砂糖は水分の吸収を早めます」

お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳がスペシャルコメンテーターだった。「きのう、炎天下で作業していたんですよ。池の水を抜いたんですけどね」。国山が「ああ、あの番組ですか」

田村「まあ...。その時、みんな『水を飲みましょう。水を飲みましょう』って言い合っていたんだけど、適度に塩分を入れるんですね」

麦茶に梅干し入れて、レモンも搾って、お砂糖も入れたら最強の熱中症・夏バテ防止ドリンクになるのかな。味はちょっと心配だけど。