圧巻のプレーでEL準決勝進出へ導いたルカク「素晴らしいチームメイトがいる」

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 インテルに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクは、自身が決勝弾をあげたレヴァークーゼン戦を終えてコメントした。10日、クラブが公式サイトで伝えている。

 10日、インテルはヨーロッパリーグ(EL)準々決勝でレヴァークーゼンと対戦。ドイツの地で一発勝負となったこの試合は、前半に2点をリードしたインテルがレヴァークーゼンの反撃から逃げ切ることに成功し、2−1で勝利した。この結果、インテルがELベスト4の舞台へと駒を進め、敗戦したレヴァークーゼンはここで大会から姿を消すこととなっている。

 ドイツの難敵を相手にインテルの攻撃陣を引っ張ったのが、エースのルカクだ。その圧倒的なフィジカルにモノを言わせ、1試合を通してレヴァークーゼン守備陣をまったく寄せ付けず。15分に先制点の起点を作ると、21分にはゴール前でブルキナファソ人DFエドモン・タプソバを背負ってから強引に反転し、泥臭く決勝ゴールを決めた。これで大会史上初の9試合連続ゴール達成となり、今季通算31ゴールにも到達したストライカーは、このように心境を語った。

「今日の勝利は僕たちにとってとても重要だった。なぜならレヴァークーゼンは高いクオリティーを持つ良いチームだからね。僕たちはあまりに多くのチャンスを逃したが、幸運なことに勝利することができた」

「いつも言っているように、僕はこのチームのためにすべてを出すし、今は次の試合のために準備をしなければならない。僕たちは素晴らしいチームで、素晴らしいチームメイトがいる。彼らの助けがなければ、このような記録や数字は達成できなかったことだろう。ヤングは今日良いボールをくれたし、チームメイトは僕を探してくれる。みんなが一緒になれば、素晴らしいことができるんだ」

 インテルは17日、EL準決勝でシャフタール対バーゼルの勝者と対戦する。