スイス・ジュネーブの世界保健機関(WHO)本部で記者会見に出席するテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長(2020年7月3日撮影)。(c)Fabrice COFFRINI / POOL / AFP

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【AFP=時事】世界の新型コロナウイルス感染者数が2000万人に、死者数は75万人に迫る中、世界保健機関(WHO)は10日、パンデミック(世界的な大流行)を克服する望みは依然としてあると訴えた。

 数日以内に感染者・死者数が共に新たな節目に達することが見込まれる中、WHOは世界全体が襲われているこの危機を抑え込むための行動を取るのに、遅すぎることは決してないと主張。

 テドロス・アダノム・ゲブレイェスス(Tedros Adhanom Ghebreyesus)事務局長はビデオ会議形式の記者会見で、「今週にも新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染確認例は2000万件、死者数は75万人に達するだろう」と述べた。

「こうした統計の裏には、非常に大きな痛みと苦しみがある。失われた命一つ一つが重要だ。多くの人が嘆き悲しみ、これは世界にとって困難の時であることは分かっている」とした上で、「だが、明確にしておきたい。希望の芽吹きが存在し、この流行の風向きを変えるのに遅すぎることは決してないということを」と語った。

 さらに「私からのメッセージは非常に明確だ。このウイルスを抑え、抑え、とにかく抑え込むことだ」と訴え、「有効に抑え込めば、安全に社会を開放することができる」と述べた。

【翻訳編集】AFPBB News

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