9日、明治安田生命J2リーグ第10節の2試合が行われた。

正田醤油スタジアム群馬で行われた最下位のザスパクサツ群馬と、4位のギラヴァンツ北九州の昇格組同士の一戦は、アウェイの北九州が2-1で逆転勝利した。

前節4試合ぶりの勝利を挙げた昨季J3王者の群馬と、3連勝で旋風の予感を漂わせる昨季J3で2位の北九州による、連勝を懸けた試合は、ホームチームが先にゴールをこじ開ける。

17分、相手陣内中央右で得たFKの場面でキッカーの大前がゴール前に入れたボールを林が頭で合わす。これは惜しくも左ポストを叩くが、こぼれ球に反応した加藤潤が右足のシュートを右隅へ流し込んだ。

先制を許す入りとなった北九州は引いてブロックを形成する群馬の守備に手を焼くが、セットプレーに活路を見いだす。

失点直前にも右CKの場面でディサロ燦シルヴァーノがクロスバーを叩くヘディングシュートを放っていたアウェイチームは、30分にも右サイドからのロングスローをゴール前の加藤弘が頭で押し込みにかかるが、これはゴールライン上でのクリアに遭う。しかし、直後の32分にはボックス右の郄橋大が巧みな反転でDFを振り切ってシュート性のクロス。これをGKが前にこぼすと、町野がすかさず蹴り込んだ。

その後は北九州が完全に主導権を握ったものの、1-1のイーブンで試合は折り返す。迎えた後半は一進一退の攻防が続いたが、北九州の絶好調男が均衡を破る。65分、相手陣内の高い位置で内田のバックパスをカットしたショートカウンターの流れから町野の横パスをペナルティアーク付近で受けたディサロが鋭いハーフルーレットから豪快に右足を振り抜き、4試合連続となる逆転ゴールとした。

エースのゴールで試合を引っくり返した北九州は追加点こそ奪えないものの、危なげない試合運びでこのリードを守り切った。そして、昇格組対決を制して4連勝の北九州は3位に浮上している。

また、町田GIONスタジアムで開催されたFC町田ゼルビアvsジェフユナイテッド千葉は、アウェイの千葉が2-0で勝利した。

2戦ぶりの白星を目指す10位の町田と、5戦ぶりの白星を目指す15位の千葉による首都圏対決は、互いに決定機を作り合うも、0-0のまま前半終盤に突入。しかし、千葉が41分に相手陣内中央でFKを得ると、キッカーの田口が壁の間を狙った低いボールを蹴ると、相手MF平戸が出した足に当たってコースが代わり、GK秋元の逆を突く形でゴールネットを揺らす。

さらに、2分後にはGK新井のロングフィードをボックス付近で山下、川又とダイレクトで繋ぐと、最後はボックス中央の米倉がピッチに強く叩きつける右足のシュートを放つと、これが名手・秋元の牙城を破る追加点となった。

後半は前線のアタッカーを投入してリスクをかけた攻めを見せる町田が押し込む展開が続いたが、GK新井を中心に粘りの守備を見せた千葉が最後のところでゴールを割らせず。そして、前半終了間際の連続ゴールのアドバンテージを生かした千葉が5戦ぶりの白星を手にした。

◆明治安田生命J2リーグ第10節

8/9(日)

ザスパクサツ群馬 1-2 ギラヴァンツ北九州

FC町田ゼルビア 0-2 ジェフユナイテッド千葉

8/8(土)

東京ヴェルディ 0-1 FC琉球

アルビレックス新潟 1-1 大宮アルディージャ

モンテディオ山形 3-4 京都サンガF.C.

ツエーゲン金沢 4-3 愛媛FC

ジュビロ磐田 2-1 松本山雅FC

ファジアーノ岡山 3-1 水戸ホーリーホック

レノファ山口FC 0-1 栃木SC

徳島ヴォルティス 3-1 V・ファーレン長崎

アビスパ福岡 2-2 ヴァンフォーレ甲府