世界中の車に搭載されるドライブレコーダー「ドラレコ」。近年、社会問題となっている「あおり運転」など、危険運転の様子を克明にとらえていることで知られるドラレコだが、記録しているのは事故や犯罪の瞬間だけではない。ドラレコが偶然とらえた、奇跡や感動、思わず笑ってしまうシーンなど、世界からの選りすぐり映像と、そしてその裏に秘められた物語を澤部佑(ハライチ)と爐澆舛腓儉瓩海斑單槌優が紹介する。

第7回のこの日は、「ドラレコの意外な使い方」をテーマに、海外3か国の映像が紹介された。カザフスタンでは、肥満体系の男性がショッピングセンターの駐車場にとめた自分の車と両サイドの車との間が狭く、自分の車のドアにたどり着けず立ち往生。自力で車を後ろから押し出しなんとか移動させたのだが、今度は前方の車に衝突させてしまう。何をやってもトホホな男性。そこで画面は急に切り替わり、「正しい食事をとって、軽やかに生きよう!」というテロップが現れる。じつはこれ、肥満の多いカザフスタン人に向けて同国の栄養学会がドライブレコーダーを利用して制作した啓発キャンペーン動画なのだという。

大切な人に普段言えない言葉をドラレコで撮影、素の顔に泣けそう

他にもイギリスでは、孫が自分の車に祖母を乗せ、祖母の誕生日にサプライズでプレゼントする様子をドラレコに撮影。ノルウェーでは、首相がタクシー運転手になりすまし、乗客とのやり取りの様子をドラレコに撮影し、次の選挙選に向けたPRに活用する。「これは日本じゃ考えられないね」「発想が面白い」と澤部とみちょぱも驚く。ちなみにこの首相、この動画がSNSにアップされると注目を集めたが、内容に賛否両論あり、結局、選挙で所属政党は敗北してしまったのだそうだ。ザンネン!

一方、日本では、番組内で「大切な人の語らいの行方をドラレコは見た!」と題した企画を立ち上げ、二人の女性がそれぞれ大切にしている人に普段は言えない感謝や尊敬の気持ちを伝える様子をドラレコで撮影。

6年間一緒に暮らした祖父に初めて「ありがとう」を伝えた20代の女性、結婚を機にこれまで反抗を続けていた父に「これからもよろしく」と言えた40代の女性、どちらも勇気を出して言い終えた後の笑顔が素敵だったが、それ以上に、ドラレコで撮影されているとも知らず、「大丈夫」「うんうん」と彼女たちの言葉を真摯に受け止める祖父や父の素の反応がいっそう胸を打った。彼らにとってこのドラレコの記録は一生の宝物になるのだろうなぁ。

なにげない日常で起こる、小さな奇跡。ぼーっと見ていただけなのに、ちょっと泣かされそうになってしまいました。次回、8月11日(火)はいよいよ最終回! (8月1日(土)深夜23時放送)                                      バード