対策を細かく決めています。


キャンピングカーのイメージ(画像:photolibrary)。

 日本カーツーリズム推進協会は2020年8月6日(木)、「レンタルキャンピングカーにおける新型コロナウイルス対応ガイドライン(第1版)」を策定したと発表しました。

 新型コロナの影響で旅行スタイルの見直しが進む中、同協会は「密を避ける」「貸し切り」「郊外で自然を楽しむ」に合致するクルマで、さらに寝泊まりもできるレンタルキャンピングカーの人気が高まっているとのこと。

 ガイドラインはこうした状況を踏まえ、新型コロナ対策の水準を業界全体で一定以上に担保することにより、感染拡大を防止しながらサービスを提供し続けることを目的に策定したといいます。

 内容は、感染拡大を防ぐための社内体制や貸出前・返却後の清掃・消毒、感染者が確認された場合の対応などです。顧客対応では、例えば「車両の使い方・注意点等をまとめた動画・マニュアル等を事前に顧客に共有し、事前に目を通しておいて頂く」といった、対面での説明をできるだけ短くする取り組みなどが記されています。

 日本カーツーリズム推進協会はキャンピングカーについて、仕事(ワーク)と休暇(バケーション)を融合させた「ワーケーション」にも最適とし、今後の「新しい働き方」でもキャンピングカーは重要な役割を果たすとしています。