秘密のメッセージ付き!『SHERLOCK/シャーロック』の記念切手が発行

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ベネディクト・カンバーバッチとマーティン・フリーマンが主演した英国発の大人気ミステリードラマ『SHERLOCK/シャーロック』の記念切手がイギリスで発行されることになり、その中にメッセージが隠されているとして話題になっている。英Independentが報じた。

2010年にスタートした『SHERLOCK』の10周年を記念し、英郵便局ロイヤルメールが8月18日(火)に発行する切手は全6種類。それぞれでベネディクトとマーティンが演じるシャーロック・ホームズ、ジョン・ワトソンのほか、悪役ジェームズ・モリアーティ(アンドリュー・スコット)、マーティンの妻メアリー・ワトソン(アマンダ・アビントン)、アイリーン・アドラー(ララ・パルヴァー)、シャーロックの兄マイクロフト・ホームズ(マーク・ゲイティス)がフィーチャーされ、シリーズのエピソードタイトルも載っている。



この切手はさらに、UVライト(紫外線)に当てるとストーリーラインの詳細が浮かび上がるという、ミステリー好きの心をくすぐるような仕様になっているとのこと。

ほかにも、原作者アーサー・コナン・ドイルによるホームズ小説シリーズ「まだらの紐」「赤毛組合」「第二の汚点」「踊る人形」のイラストが使用された切手も同時にリリースされる。

『SHERLOCK』の記念切手が発行されることについて、プロデューサーのスー・ヴァーチューは、「私たちは『SHERLOCK』を心から誇りに思っていますし、今回のロイヤルメールの切手にはとてもワクワクしています。この切手を貼ったハガキを友達に送れるよう、すぐにイギリスでのバカンスを予約するつもりです」とコメントしていた。

また、ドイルの親戚であるリチャード・ドイルもコメント。「私にとって父の伯父であるアーサーの小説『四人の署名』で、シャーロックがワトソンの机にある切手について言及するくだりがあるが、その切手がこの絵柄だったらシャーロックもびっくりするだろうね! 皆さんがこの素敵な切手を目にする機会があれば、単に見るのでなく観察してみてほしい」と、小説におけるホームズの有名な言葉も引用しつつ語っている。

なお、『SHERLOCK』は英BBCで2017年にシーズン4が放送されたが、今のところシーズン5が製作される予定はないようだ。クリエイターのスティーヴン・モファットとマーク・ゲイティスは、Netflixで古典小説「吸血鬼ドラキュラ」をドラマ化したミニシリーズ『ドラキュラ伯爵』を製作し、同作は今年1月より配信されている。(海外ドラマNAVI)