「リール(Reels)」

米Facebook傘下のInstagramは5日(米国時間)、15秒のショートムービーを作成したり共有できる新機能「リール(Reels)」を発表している。

Instagramはこれまで、Snapchatの24時間消去機能「My Story」を元にした「Stories(ストーリー)」をリリースするなど、競合サービスの人気機能を徹底的に模倣してきた歴史があるだけに、急成長するTikTokへの対抗として、短尺動画機能をリリースするのは時間の問題と見られていた。

リールは、用意された音源やオリジナル音源、ARカメラエフェクト、その他の新クリエイティブツールを使用して動画を撮影・編集し、最大15秒のショートムービーを作成できる。

TikTokが既存の音楽に合わせて踊る動画がヒットの要因になったことを受け、リールでは大手レーベルの楽曲を著作権の問題なく音楽ライブラリから選択して使えるようにしており、模倣にあたって抜かりなしという印象だ。

また、TikTokはアメリカのドナルド・トランプ大統領がアメリカでの使用を禁止すると発言したり、Microsoftによる買収計画が明らかになるなど、非常に難しい状態にある。

リールによってInstagramがTikTokのユーザーを大量に奪うことになれば、米中経済戦争のやり玉にあげられているTikTokは、大きなダメージを受けることになる。

発表資料
URL:https://about.fb.com/ja/news/2020/08/reels/
2020/08/07