コロナ禍の今、車のスピードを出しすぎることによる事故が増えている。1日(2020年8月)、埼玉県入間市で撮られたドライブレコーダーの映像では、片側2車線の道路を走っていると、対向車線を猛スピードで走ってきた車が、コントロールを失いガードレールに衝突。

交通事故鑑定人の中島博史氏は「コロナで交通量が減り、飛ばしやすくなったことで大きな事故に結びつきやすくなっている」と解説する。

コロナ禍で交通量は減っているのに死亡事故は3割増

首都高速道路によると、この6月の首都高の交通量は昨年同月比で約12%減、5月は約32%減少していた。しかし、警視庁によると今年の警視庁管内の交通事故による死亡者数は3割以上増加している。

危険な瞬間は全国各地でドライブレコーダーに捉えられている。7月11日には岐阜県多治見市のガラガラの道路で、対向車線に突然赤い車が飛び込んできて衝突。山梨県の国道20号ではトラックが何台も玉突き状態になっている事故現場が映っていた。

中島氏は「交通量が少ないことで油断して、おかしな運転をしている。巻き込まれて事故になる場合もある」と指摘。

7月28日には静岡・松崎町の片側1車線の道路で、前を走る車が中央線をはみ出して逆走気味に走行。やってきた対向車とあわや正面衝突しそうになったが、その後もずっと逆走を続けていた。8月1日の岐阜市では、片側2車線で中央分離帯に柵がある道路を前方から大型トラックが逆走してきた。「高速道路だったら危なかった」というドライバーの驚き声も記録されていた。

司会の小倉智昭は「明日からはお盆。帰省や旅行などでハンドルを握る人は、十分気を付けてほしい」と訴えた。