ラサール石井のツイッターより https://twitter.com/lasar141

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 吉村洋文大阪府知事が4日、うがい薬イソジンなどに含まれるポビドンヨードが新型コロナウイルスに効果的と発表した会見が物議を醸し出している。メディアの報道を通すと、イソジンがコロナの特効薬のように扱われているが、実際のところは、主たる感染原因となる唾液中のコロナウイルスを減らす効果が期待できるのみで、ウイルスそのものが消滅するわけではない。

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 感染防止に役立つはもちろんだが、一部のネット上では、唾液PCR検査でウイルスが検出されないようにし、感染者数をごまかすためではないかといった指摘もある。

 ラサール石井もそうした指摘を受け、5日のツイッターで、「そこまでして感染者数を下げたいのか、と呆れたが、どうやら結果的に『検査のがれ推進』になっただけで、検査で陰性であれば、その人は完全に陰性だと、無邪気に信じている節がある。それならなおさら、大阪の闇は深い」と書き込んだ。

 これには、ネット上で「どんな手を使っても、大阪市廃止構想(=大阪都構想)の住民投票を実施したいのでしょう」「検査逃れの裏技か」といった声が見られた。

 その一方、いつものラサール節とも言える「大阪の闇は深い」と意味深な言葉を書き込んだことには、「くだらない中傷をする前に会見をきちんと見た方がいいですよ。少なからず貴方のような社会的認知度がある方はきちんと事実を把握しましょうね」「はぁー文句ばっかし…もうあんた議員になってやってみろよ!拗ねた子どもみたい…w」といった批判的な声も並んだ。

 イソジンはコロナ含めてウイルスに一定の効果を示すのは確か。ただ、それを大々的に発表することであったかといったところに疑問の声が生じている。そうした、まず批判すべきポイントをすっ飛ばして、いつものように陰謀論めいたツイートをしてしまったラサールに非難が殺到してしまったのは、ある意味では仕方ないとも言えそうだ。

記事内の引用について
ラサール石井のツイッターより https://twitter.com/lasar141