ランボルギーニ「ウルス」。米ミシガン州で行われた北米国際自動車ショーの報道陣向け内覧会で(2018年1月15日撮影、資料写真)。(c)Geoff Robins / AFP

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【AFP=時事】米テキサス州の男が、政府の新型コロナウイルス対策の貸付金160万ドル(約1億7000万円)を不正に取得した容疑で逮捕された。米司法省が4日発表した。男は20万ドル(約2100万円)相当のランボルギーニ(Lamborghini)の高級車「ウルス」(Urus)などの購入や、ナイトクラブでの豪遊にこの貸付金を充てていたという。

 司法省の発表によると、リー・プライス3世(Lee Price III)容疑者(29)は、実際には雇用していない従業員の給与を支払うためとして、米政府の中小企業救済プログラム(Paycheck Protection Program)に申し込み2度にわたり貸し付けを受けていた。

 プライス容疑者は貸付金でスポーツカー、ロレックス(Rolex)の腕時計、不動産などの高級品の購入、フォード(Ford)のF-350ピックアップトラックなどを購入したほか、ヒューストン(Houston)のストリップクラブで数千ドル(数十万円)を使ったという。

 プライス容疑者は、プライス・エンタープライズ・ホールディングス(Price Enterprises Holdings)という企業に90万ドル(約9500万円)以上、713コンストラクション(713 Construction)という企業に70万ドル(約7400万円)以上の貸し付けを受けていたが、いずれの企業の雇用実態も貸し付けの申請書に書かれていた内容とは異なっていた。さらに、713コンストラクション社の最高経営責任者(CEO)として挙げられていた人物は、貸し付けの申請書を提出する1か月前の今年4月に死亡していた。

 米議会は3月下旬に新型コロナウイルスの感染拡大に伴う中小企業救済プログラムを盛り込んだ法案を可決していた。給料や家賃、光熱費などの支払いに充てられた場合は条件付きで債務が免除される場合もある。

【翻訳編集】AFPBB News

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