交戦が続くアフガニスタン・ジャララバードの刑務所に到着した政府軍(2020年8月3日撮影)。(c)NOORULLAH SHIRZADA / AFP

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【AFP=時事】アフガニスタン東部で2日に発生した武装集団による刑務所の襲撃事件で、少なくとも29人が死亡した。当局が翌3日発表した。この襲撃については、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出している。

 襲撃を受けたのは、同国ナンガルハル(Nangarhar)州ジャララバード(Jalalabad)にある刑務所。ISと同国旧支配勢力タリバン(Taliban)の戦闘員合わせて約1700人が収監されていた。

 IS系の通信社アマク(Amaq)は、襲撃を実行したのはIS戦闘員らだと発表。これにより、収容されていた数百人が逃亡したものの、そのうちの多くが再び拘束された。

 ナンガルハル州よると、武装集団は3日になっても同刑務所の中に立てこもっており、これまでに29人が死亡。死者数はさらに増える恐れがあるという。

 タリバンとアフガン政府軍は、先月31日から今月2日までのイスラム教の犠牲祭(イード・アル・アドハ、Eid al-Adha)に合わせて3日間の停戦に合意。

 アフガン当局は、この停戦によりタリバンとの和平交渉への道が開かれ、その交渉が早ければ今週にも始まることに期待を示していたが、ISはこの停戦合意に関与していなかった。

【翻訳編集】AFPBB News

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