舞台のミュージカルスターとしてはキャリアがあったのに、映像世界ではあまり知られてなく、朝ドラ『エール』のお姉キャラ、ミュージックティーチャー御手洗清太郎役で人気急上昇中の古川雄大がゲスト。民放にはちょこちょこ出ていたが、本格派は今度がはじめてで、反響が大きいと答える。司会の谷原章介も言っていたが、役柄のド派手さに比べて、ステージでの古川はお地味で田舎臭い。

ひょっとして生放送に緊張していたのかもしれないが、地味な上にあまり喋らない。歌わせられたのが古関裕而作曲の『船頭可愛や』である。劇中でも歌ったが、なんで自局の宣伝ではなく、歌手としてのキャリアがあるミュージカルナンバーを歌わせなかったのか。中々の美男子、見栄えもいいのに、『船頭可愛や』かぁ?

この日の他の出演では、40周年の鈴木雅之が複数曲歌った。この世界に疎い筆者には彼がどれほどの大物か知らないが、悪声、普通のルックス、オジサンなのだが、非常に歌が上手い人だ。それと、ラップを歌うミュージシャンにしては語り口が物静かで品がいい。大物になった証であろうか。社会的地位の余裕か。目からウロコ。

それにしても司会の谷原は中年のくせにいつまでもチャラいし、媚び媚びで不愉快。いい加減で消えてくれ。司会のやり過ぎである。他に出演したヘビメタのデーモン閣下が歌謡曲を歌って大笑い。彼のコンサートに筆者はよく招待されるが、忙しくて行けない。(放送2020年7月28日20時〜)

(黄蘭)