レッズの秋山翔吾

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● タイガース 3 − 4 レッズ ○

<現地時間8月2日 コメリカ・パーク>

 レッズの秋山翔吾選手(32)は現地時間2日(日本時間3日)、敵地で行われたタイガース戦のダブルヘッダー初戦に「1番・左翼」で先発出場。同点の7回に勝ち越しの適時打を放って勝利に貢献した。

 今回のタイガースとのカードは初戦を落とし、前日の試合が悪天候により中止となって迎えたこの日。中止による順延の措置として、なんと7イニング制のダブルヘッダーで開催されることになった。

 秋山はその初戦に1番でスタメン出場すると、1回表の第1打席でロニー・ガルシアから四球をゲット。追い込まれながらもフルカウントから見極め、リードオフマンとしての役割を果たす。

 すると、2番のニック・カステラノスが1ボールからの2球目をレフトスタンドへ叩き込む今季第3号の2ラン。プレイボール直後、秋山は悠々と先制のホームを踏んだ。

 しかし、その後は2回二死一・二塁のチャンスで巡ってきた第2打席は空振りの三振に倒れ、第3打席は左腕のタイラー・アレクサンダーのボールに手が出せず見逃しの三振。

 なお、レッズ打線は3回途中から登場したアレクサンダーから9者連続で三振。秋山もその一人となった。

 その後、同点に追いつかれた直後の7回表。無死一・三塁という勝ち越しのチャンスで第4打席。今度は右腕のジョー・ヒメネスに対し、ファウルひとつからの2球目に食らいつくと、打球は前進守備の一二塁間を破る安打。三塁走者を還す値千金の勝ち越し適時打で、開幕戦以来となる打点をマークした。

 その裏、ライセル・イグレシアスが締めてダブルヘッダー第1戦に勝利。秋山は3打数1安打・1打点で、打率を.227としている。