印パンジャブ州アムリツァルから約30キロ離れた村で、密造酒被害で死亡し火葬される犠牲者を悼む母親(2020年8月1日撮影)。(c)NARINDER NANU / AFP

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【AFP=時事】(写真追加)インド北部パンジャブ(Punjab)州でここ数日、80人超が有毒な密造酒を飲んで死亡した。当局やメディアが1日、明らかにした。

 PTI通信(Press Trust of India)は、パンジャブ州の3県で犠牲者が出たとし、警察によって25人が逮捕されたと報じた。

 ある当局者はAFPに対し、同州グルダスプール(Gurdaspur)県で11人が死亡したと明かした。またPTI通信は1日、近隣のアムリツァル(Amritsar)県で12人が、タルンタラン(Tarn Taran)県で63人が密造酒により命を落としたと報じた。

 ここ数日内で他にも死者が出たとみられるが、遺体が検視前に火葬されたため、確認できなかった。

 現地紙インディアン・エクスプレス(Indian Express)によると、容疑者の一人はアムリツァル県で密造酒を飲んだ後に死亡し、その後に容疑者の妻が密造酒を販売していたとして逮捕された。

 インドでは、違法な蒸留所で製造された酒が1リットル当たりわずか10ルピー(約14円)ほどで販売され、毎年数百人が中毒症状により死亡している。

 同国南部アンドラプラデシュ(Andhra Pradesh)州では7月31日、アルコールを主成分とする手指消毒液を飲んだ9人が死亡したと当局が発表したばかり。犠牲者らは、新型コロナウイルスの流行に伴い酒類が規制されている中、酒の代用品として消毒液を飲んでいた。

【翻訳編集】AFPBB News

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