九州初の「空港型」として売り上げを伸ばしていた…

 福岡市・天神の福岡三越9階に開設されていた免税店「福岡デューティーフリー天神」が7月31日、閉店した。福岡国際空港(福岡市)、西日本鉄道(同)、三越伊勢丹ホールディングス(東京)が出資した会社が運営していたが、新型コロナウイルス感染拡大で訪日外国人が激減し、回復が見通せないと判断した。

 同店は2016年4月に九州初の「空港型免税店」として開業。売り場面積は約1300平方メートル。消費税に加え、関税や酒税も非課税になるのが特長で、商品は空港で出国手続きをした後に受け取る。

 家電製品や化粧品など幅広い品ぞろえで売り上げを伸ばし、19年度の売上高は35億円。今年4月の緊急事態宣言発令後は休業を続けていた。

 運営会社の存続は未定。出向社員を除く店舗従業員63人は関連会社での受け入れを検討する。福岡空港が空港内で直営する免税店は営業を続ける。

 (仲山美葵、布谷真基)