新型コロナウイルスへの政府の対応をめぐり、きょう31日(2020年7月)の「とくダネ!」で、司会の小倉智昭らと政治ジャーナリストの田史郎氏の間で火花が飛び散る場面があった。

小池百合子都知事が休業要請に伴い飲食店に支給する20万円について、「国の予備費の活用もお願いしたい」と発言したことをめぐり、田氏は「小池さんと西村経済再生相が話をしましたが、結論は出ませんでした。全国で同じことをやってくれということであれば、交付金を出すのでしょうが、今の時点でははっきりしません」と政府の立場を代弁した。

これに小倉は「東京の問題だと言いながら、『全国で』と言われると、じゃあ何が東京の問題なんだという気がしますね」

伊藤利尋キャスターも「ピンポイントでやっていくことがいま求められているようにも思います」。

「地方の観光業を勇気づけるのが政府の発想」感染拡大仕方がない?

また、安倍晋三首相が最近、会見を開かない理由を問われた田氏は、「通常なら年4〜5回だが、今年に入って10回ぐらいやっていますからね。何か大きな転換点を迎えた時は会見すると思います」と弁護。伊藤が「政府として、『経済が大変だから、これぐらいのリスクを許容しましょう』という説明がやや乏しいように思いますが」と話すと、「乏しいように見えますが、総理はぶら下がりで方針は示しています。西村担当大臣は毎日会見をしています。情報発信ができていないとは言い切れません」とまるで政府のスポークスマンだ。

この時期にやるべきではないと国民も多くの知事も考えているGo Toキャンペーンについても、「地方の観光業の人たちは大変です。この人たちを勇気づけるというのが政府の発想です」と感染拡大は仕方がないといわんばかりだった。さすがに小倉は「別に大変なのは観光業者だけじゃないですから」と発言を遮った。

「とくダネ!」も出演オファーやめたら?

「法的拘束力を持つ休業要請のための法改正に向けて、一刻も早く国会を開いてほしい」と、東京都医師会の尾治夫会長が訴えたことについても、「いま国会を開くと、大臣の動きが拘束されてしまい、行政府のコロナ対応に遅れが出てしまう。日本医師会は政府の分科会にもメンバーを出しています。意見があるなら、日本医師会の代表が分科会で主張すればいい。各都道府県の医師会が声をあげるとなると、日本医師会は組織の体をなしていないということになります」と脅す。

小倉もあきれ顔で「あとは政治家やお役人の能力の問題じゃないですか。そんなこと言っていたら、緊急事態が先に進まないって」

もともと、田崎氏が安倍首相べったりであることはメディアではよく知られていて、東京・銀座の高級すし店でごちそうになり、ネットでは「田崎すし郎」などとからかわれている。「とくダネ!」もそんな田崎氏をなぜゲストで出演させるのか。決して視聴者の支持されているとは思えないし、初めから何をしゃべるかわかっている。