島崎警備の私設ボディーガード・島崎章(木村拓哉)を執拗に付け回す一方、総裁特別補佐・桑田宗司(小木茂光)を自宅で襲って逃走した男は、元警視庁警護課の巡査長・加藤一馬(中村織央)と判明した。加藤は逃げる際に、取り押さえようとしたKICKSガード執行役員・菅沼まゆ(菜々緒)に、社長の劉光明(仲村トオル)から「桑田を消せ」と指示されたと告げた。

その夜、警視庁の刑事が劉に事情聴取しようとしたところ、劉は刑事を突き飛ばして逃走し、島崎に「君はどんな依頼人でも守るボディーガードだろ」と電話で警護を依頼してきた。島崎と同じく劉の経営方針に異を唱えてKICKSガードを辞め、島崎警備の社員となった高梨雅也(斎藤工)は、劉の警護に猛反対する。

劉は「ボディーガードが盾になると証明したらどうだ」と挑発

山中に潜んでいた劉は、合流した島崎を「ボディーガードが本当の盾になるということを証明したらどうだ」と挑発した。島崎は劉からある約束を取り付け、海外逃亡のために空港まで送り届けるべく行動を開始する。

その矢先、加藤が島崎と劉の前に現れた。加藤は実は桑田の手先だった。桑田は、劉から横流しされた政界関係者の警備データをネタに、ライバル政治家たちを陥れようと企んでおり、多くを知りすぎた劉の口封じのために加藤を送り込んできたのだ。島崎は、その加藤を辛うじて撃退することに成功した。

一方、KICKSガードを訪れて菅沼らの窮状を知った高梨は、島崎と劉を山中まで追ってきて、劉に「真相を語るべきです」と迫る。だが、劉は「彼を処理してくれ。クライアントの命令だ」と、島崎に高梨の殺害を命じる。すると、島崎は「社長、コイツには消えてもらいましょう」と言い、なんと高梨を渓谷に突き落としてしまった。高梨は、崖に生えた木にしがみついて九死に一生を得る。島崎はある思惑から、わざと暴挙に出たのだ。

そんな島崎の懸命なガードにもかかわらず、警察ばかりか桑田の手先にも追われる劉は、とうとう追い詰められてしまう。そして、拳銃が火を噴いたとき、島崎は劉を守るために......。(よる9時放送)

寒山