店舗への入店にもマスク着用が求められるなど、日常に欠かせない"マスク"の存在。玄関を出てハッと、携帯していないことに気が付き、取りに帰ることもたまにある。ウィズコロナには欠かせない存在となったマスクだが、自動販売機でのマスク販売の試みが加速しそうだ。

コカ・コーラ ボトラーズジャパンはグループ会社のFV ジャパンとともに東京都豊島区のサンシャインシティにおいて、自動販売機でのマスクのテスト販売を22日より開始している。接触冷感生地で作られたマスクは飲料水同様冷えた状態で提供、購入時には冷えた状態で着用できるエアロシルバーマスクを500円で販売している。夏の時期は熱中症にも気を配らなければならないが、一時でも清涼感を与えてくれる冷えたマスクが手軽に入手できるのはありがたい。

サインシャインシティでテスト販売されているマスクの自動販売機(同社資料より)

富士電機公式Webサイト内マスク自販機Webページ

また、大手電気機器メーカーの富士電機は今月17日に「マスク自販機」の販売を発表している。マスクを含む衛生用品を取り扱える自動販売機は、空港や病院などの一部で既に設置されているが、マスクをはじめとした衛生用品の需要に応えるもので、人の手の触れるボタンやレバーなどに抗菌処理を行うなど独自の工夫を施している。交通機関や小売業界から新しい販売チャネルとしての引き合いも多いことを同社は述べている。

世界でも稀にいたるところに設置されている日本の自動販売機。最近では実証実験を通していろいろな試みも重ねられており、デジタルサイネージと融合した観光機能を持つものや防犯機能を持つものなどもある。長きにわたり日本の喉を潤してきた自販機だが、ウィズコロナ時代に衛生面でも大きく活躍してくれることが期待されている。