看護師向けコミュニティサイトを運営するクイックは7月27日、「今夏のボーナス事情」に関する調査結果を発表した。調査は6〜7月にネット上で実施し、看護師1800人から回答を得た。

夏のボーナス支給額を聞いたところ、「前年と変わりなく支給された」(37.1%)という人は4割にとどまった。回答者の中には「夏は前年分の評価が含まれるため維持されたが、冬は減額されることが確定している」「冬は減ると言われている」と冬の減額が決まっているという人も多かった。

「モチベーションは下がる」「この先が不安」

このほか、

「病院は新型コロナの影響で赤字だが、『士気にかかわる』として支給された」
「役員報酬をカットして、スタッフのボーナスが支給された」

という声もあり、各医療機関の苦しい経営状況がうかがえた。

支給額について「昨年より減った」(19.8%)、「全面カット」(2.5%)と答えた"ボーナス減"の人は合わせて2割強いる。回答者からは

「コロナ病棟にいる人達への危険手当なし、夏ボーナスなし、冬のボーナスもない可能性高いと言われてます」(全額カット)
「この先も収益減少が続くと病院は経営困難で倒産する可能性が大きいと院長が話していました。この先が不安です」(前年より減った)

と不安の声が挙がった。また、中には「モチベーションは、下がります」(前年より減った)と仕事のモチベーションを保てない複雑な心情を明かす人もいた。

調査時点では「支給額がまだわからない」とした人も34.7%いるが、職場ではいろいろな話が聞こえてきているようだ。回答者からは

「7月末に支給予定だが、10%くらい減るといううわさ」
「カットすると伝達はあった」

という声も寄せられており、支給額にあまり期待できないという人が多かった。