コンテ、ジェノアに快勝も優勝厳しい現状に「見合わない順位となるシーズンもある」

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インテルを率いるアントニオ・コンテ監督が、今シーズンの成績について語った。クラブ公式サイトが伝えている。

王座復権へ向けて昨夏にコンテ監督を招へいしたインテル。すると、セリエA開幕から6連勝を飾る好ダッシュに成功し、近年と異なるペースで勝ち点を積み上げていった。

しかし、首位のユベントス相手に2敗を喫し、残り2試合を残して勝ち点76で2位に。3試合を残すユベントス(勝ち点80)の優勝は固いと見られている。

それでも、インテルはここまでの今シーズンのリーグ戦で最少失点数を記録。得点数でもアタランタに次ぐ2位に。さらに、現在の76ポイントは2位で終えた2010-11シーズンに並んでいる。

25日に行われた第36節のジェノア戦(3-0で勝利)後、コンテ監督は今シーズンの数字や戦いぶりを評価。ただ、結果が伴わないこともあると語った。

「ここ最近の評価は常にグラスが半分空だと言われてきた。私にはわからないね。だが、数字は明確で慰めにはなっているよ。選手たちは非常に良い仕事をしている」

「当然のことながら我々には改善の余地があるし、続けなければならない。しかし、彼らがよくやっていることを称賛する必要がある。ここには努力を惜しまず、妥協を知らない真面目な選手たちが揃っているからだ」

「試合によっては悔しい思いをすることもあるだろう。残念なことに見合わない順位となるシーズンもある。今シーズンはそれが起きたと思う」