インテル、3試合ぶり白星で2位浮上…ルカク2発とA・サンチェス弾で快勝

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 セリエA第36節が25日に行われ、ジェノアとインテルが対戦した。

 3位のインテルは2試合連続でドローが続いているが、2位のアタランタが今節引き分けたため、勝利すれば2位浮上となるチャンス。一方、残留争い中の17位ジェノアは3連勝が懸かった試合となった。

 試合は34分、インテルが先制。左サイドのクリスティアーノ・ビラーギがクロスを送ると、マークを振り払ったロメル・ルカクが頭で合わせて先制点を奪った。1点を追うジェノアは44分、ペナルティエリア前中央の好位置でFKを得ると、フィリップ・ヤギェウォが壁の横を巻いてゴール右隅を狙ったが、わずかに枠を外した。

 後半に入ってインテルは69分、ヴィクター・モーゼスがエリア右から決定的なグラウンダークロスを入れたが、惜しくもゴール前のボルハ・バレーロには合わない。それでも83分、再びモーゼスが右サイドからクロスを上げると、中央に待ち構えていたアレクシス・サンチェスが右足で合わせて追加点を挙げた。

 さらにインテルは後半アディショナルタイム3分、カウンターで抜け出したルカクがエリア右で2人をかわし、左足シュートを沈めてダメ押しゴールを決めた。直後に終了のホイッスルが鳴り、インテルは3試合ぶりの勝利を収めて2位に浮上。26日に試合を行う首位ユヴェントスとは暫定で勝ち点差4、3位に転落したアタランタとは勝ち点差1となった。敗れたジェノアは3試合ぶりの黒星を喫した。

 次節、インテルは28日にホームでナポリと、ジェノアは29日にアウェイでサッスオーロと対戦する。

【スコア】
ジェノア 0−3 インテル

【得点者】
0−1 34分 ロメル・ルカク(インテル)
0−2 83分 アレクシス・サンチェス(インテル)
0−3 90+3分 ロメル・ルカク(インテル)