アーティストの坂本美雨がお届けするTOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」。7月21日(火)の放送は、ザ・ドリフターズの高木ブーさんがリモート出演。志村けんさんとの思い出について話してくれました。


左から坂本美雨、高木ブーさん



坂本:やっぱりブーさんというと、最後に志村けんさんに贈られた言葉がとても印象に残っています。

高木:50年近くずっと一緒にいたんでね。あいつはね、一番年齢が若いの。僕らなんかとはだいたい20違うんですよね。僕が先輩なので、「高木さん、高木さん」って言ってくるの。そういうところはかわいいよね。

坂本:20歳くらい違うと、どんな存在なんですか?

高木:昔の芸能界だと漫才のコンビ2人がケンカしちゃうとか、そういうのはよくあった。でもドリフターズは年齢が違いすぎるから、それがありえないんですよ。

いかりやが1番怖いからね。いかりやの言うことは「はい、はい」って聞かなきゃいけないとかはあるけど、ケンカにはならないよね。年齢もそうだし、芸能界でも先輩だし。そういう意味ではよかったのかもしれない。

坂本:バランスが取れていたんですね。

高木:本当は、志村は死ぬべきじゃないの。20歳も若いんだから、あと20年、僕の年になるまで仕事ができたんだろうしね。お笑いを掘り下げてやっていけばできるんだから、そういう人は死んじゃいけないんですよ。

変な話だけど、あれから志村が夢に出てくるんですよ。今までは夢なんか見ることはそんなになかったんだけど、夢のなかで僕が目を覚まして起きると、志村がそばにいるの。

坂本:お話しされるんですか?

高木:「おい、なんだよ」って言ったら、笑っていましたね。顔を見ると(何かを)言いたそうな顔。長年つき合ってきたからわかるんですよね。口では言わないんだけど、“こんなことを言ってるんだろうな”って。

今まで(志村の)夢なんか見たことがなかったんですけど、今度ばかりは出てくるね。“夢のなかでまた会おう”って言っているのかな? って、かっこよく考えてますけれどね(笑)。

坂本:そうかぁ……通じ合っているんですね。

7月23日(木)のゲストは、映画監督の行定勲さん
7月27日(月)のゲストは、声優の森久保祥太郎さん
7月28日(火)ACIDMAN の大木伸夫さん

毎回、多彩なゲストとの楽しいトークや素敵な音楽をお届けします。お楽しみに!

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聴取期限 2020年7月29日(水)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:坂本美雨のディアフレンズ
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時:毎週月〜木曜11:00〜11:30
パーソナリティ:坂本美雨
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/dear/