東京都はきのう23日(2020年7月)、新型コロナウイルスの新規感染者が366人にのぼった。感染者の総数は2241人で、入院が964人、宿泊療養が168人、自宅療養が392人、入院・療養等調整中が717人となっている。つまり、1000人を超える陽性患者が、行動制限の徹底されない自宅で療養しているのが現状だ。

「とくダネ!」は陽性確認後に「調整中」と分類された30代の女性に話を聞いた。今月10日ごろ発熱症状や味覚・嗅覚の異変があり、14日にPCR検査を受け、17日に陽性と確認されたが、保健所からは「ホテルの調整が難航しているので、そのまま自宅待機になるかと思います」と言われたという。

その後、20日に保健所から体調確認の電話があり、翌21日には「就業制限はきょうまでです。あすから日常生活に戻って構いません」と電話で言われた。検査はなかったという。「(自宅療養では)夜中に1人で急変しても誰も気づかない。具合が本当に悪かったら、結構怖かったと思います」と女性は話し、陰性の確認がないまま仕事に復帰することについても不安を語っていた。

マンパワーの絶対不足で保健所崩壊

昭和大学医学部の二木芳人・客員教授は「(陰性確認は)少なくとも医師にみてもらうべきで、電話2本で『あすからいいですよ』というのは少し乱暴です」

司会の小倉智昭「自宅療養中で一人暮らしの人は、食事なんかどうするんでしょうね」

山田秀雄(弁護士)「医療崩壊とは言わないまでも、保健所などマンパワーが足りないのは明らか。逼迫した状況と言えるのではないでしょうか」

伊藤利尋キャスター「態勢の改善や整備が完了する前に、一気に感染が広がってしまったという感じです」