「「2030年のスマートシティ」はどうなる? 武邑光裕が深掘りするウェビナー、まもなく開催!」の写真・リンク付きの記事はこちら

数年前から、VUCAというキーワードを目にすることが多くなった。

Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字からなるこの言葉は、もともと1990年代に生まれた「冷戦以後のパワーバランスを示す軍事用語」だったが、コロナ禍を経て、世の中がより不確実で、複雑で、曖昧なものとなった「これからの時代」を言い表すのにぴったりの言葉かもしれない。

いったい、どんな価値観や視座をベースにものごとを捉えていけばいいのか見えないなか、多くの人がその戦略の立て直しを迫られているはずだからだ。

そんな変動し続ける混迷の時代において、デジタル社会の大局的な指針を見出すべく活動している私塾がある。ベルリン在住のメディア美学者・武邑光裕を塾長とする「武邑塾」だ。

「未来を創造しようとする人々が集い、つながり、議論し、互いの知識と知恵を共有する開かれた交流の場」である武邑塾がスタートしたのは2013年。これまで、さまざまなジャンルで活動するクリエイター、デザイナー、イノヴェイター、投資家、実業家といった面々が、未来の潮流をともに探し求めるべく武邑の下に集ってきた。

2020年は「2030年への先見(Foresight)」を通奏するテーマに掲げ、オンライン方式で4月にスタート。これまでに、「テックラッシュを超えて──パンデミックが変える世界」(第1回目)、「2030年の自律革命──第3の社会革命」(第2回目)という議題が語られてきた。

7月25日に開催される第3回目のテーマは、「2030年のスマートシティ──DXの飛躍とデータの民主化」。このテーマを選んだ狙いを、武邑はこう綴る。

「世界の急速なデジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation:DX)に伴い、『スマートシティ』への取り組みが国際的な課題として勢いを増しています。同構想は従来の都市をデジタル都市へと転換することにより、市民の健康福祉を改善し、経済成長を促進するための機会であると期待されています。

世界がデータによって駆動するなか、それらは最大多数の幸福だけでなく、個別的幸福や社会的包摂をどのように可能にするのでしょうか? データの民主化と自己主権、そしてデータ・コモンズを活用した共創社会の実現が、いま、喫緊の課題として求められていると言えるでしょう。

『スマートシティ』への重要な問題提起を、みなさんとともに精査していきたいと思います」

当日は、そんな武邑による「バルセロナのスマートシティ──市民主導のデータ革命」と題した講義に続き、後半は、建築家の豊田啓介(noizパートナー/gluonパートナー)と、ニューヨーク市の都市計画局でアーバンデザインを手がける古澤えり(HR&Aアドヴァイザー)を招いての鼎談がおこなわれる。

コロナ禍よって一気に加速したDXへの流れ。その先になにが待つのか、その流れを持続可能なものにするにはどうすればいいのか……。この日語られるいくつかの視座は、変動し、不確実で、複雑で、曖昧な世の中を見通していくうえで、「知の灯台」としての役割を担うことになるはずだ。

武邑塾2020「2030年への先見(Foresight)」──After Pandemic 第3回「2030年のスマートシティ──DXの飛躍とデータの民主化」

ヴィデオ配信日時:2020年7月25日(土)16時00分

受講料:5,000円(税込)

受講申し込みはこちら

配信URL:
当日、peatixメールより、お申し込みいたいだいた方にZoomURLをお知らせします。

タイムテーブル:
16:00〜16:30(30分)
第一部:講義「バルセロナのスマートシティ── 市民主導のデータ革命」
武邑光裕(「武邑塾」塾長)

16:30〜16:40(10分)
休憩

16:40〜18:10(90分)
第二部:トークセッション「コモングラウンドとしての都市── 社会的「斥力」とは何か?」
ゲスト:豊田啓介(建築家・ noizパートナー/gluonパートナー)
    古澤えり(HR&Aアドヴァイザー)
武邑光裕(武邑塾塾長)
水口哲也(「武邑塾」発起人/Enhance 代表)
高橋幸治(「武邑塾」発起人/国際ファッション専門職大学教授)