U-16日本代表候補のMF大迫塁

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「世界のトップトップの選手が集まるところなので、自分や日本がどこまで通用するかというのを試したい」。U-16日本代表候補のMF大迫塁(神村学園高)は、U-17ワールドカップを力試しの場と捉えている。

 チームの「中心になりたい」という大迫は、その世界の舞台で日本の中心選手として活躍し、勝利することが目標。前回19年U-17ワールドカップに出場した日本は、自分たちの世代よりもプレースピードが「何段階も速い」と感じているが、アジア予選を経て成長し、同世代の才能たちとともに世界で舞う。

 大迫は今春、神村学園中から神村学園高へ進学。よりサッカーに集中できる時間が増えた中で自分の特長であるパスやシュートを磨いてきている。左足から繰り出すキックなどで試合を決める大迫は、高体連の1年生で今年1番の注目株。このU-16日本代表でも中心選手としての自覚を持ち、「ピッチ内外でもキャプテンシーを持ってできたらなと思います」と意気込んでいる。

 合宿初日の練習は課題を持ってチャレンジ。「この合宿の前に(U-16日本代表監督の)森山さんが試合を見に来てくれた時に、『守備をもうちょっと意識してやった方が良い』と言われたので、守備のところは意識してやりました」。GKを含めた9対9など全体的に強度の高い攻防戦の中で奮闘。今後も課題と向き合って取り組みながら、自分の良さを存分に発揮していくつもりだ。

 神村学園では、1年生ながら昨年度の選手権で大活躍した青森山田高MF松木玖生(現2年)のような輝きを放つことが期待される。注目の高校1年目はインターハイが中止となり、地元・鹿児島開催の国体も中止(来年度以降に延期)。活躍の場が少なくなっているが、神村学園、U-16日本代表で進化して残り半年でインパクトを残す。そして来年、世界で大暴れする。

(取材・文 吉田太郎)