キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は7月22日、大判プリンターMFPモデルとクラウドストレージを連携する、建設・建築業向けのテレワーク環境支援ソリューションとして「図面変換シェアソリューション」を8月上旬から提供開始すると発表した。価格は税別で56万1000円(基本構成例がTM-200 MFP+CAD変換ソフトウェア+HOME type-S2スターティングパックとなり、HOME type-S2、搬入料金/セットアップ料金、大判プリンター、CADデータ変換ツールの保守料金は含まれない)〜。

新ソリューションの概要

現在、日本の建設業界では就労者の減少や高齢化が進み、人材を確保することが難しくなっているだけではなく、働き方改革法案への対応など新しい働き方への変革が経営課題となっており、コロナ禍におけるニューノーマル時代の働き方への対応で設計部門でもテレワークの対応が急務となっている。

また、老朽化した社会インフラ整備の需要も高まる中で、建設当時の紙図面の再利用による業務効率化と作業時間を短縮させる高い生産性の実現も求められているという。

そこで、同社は大判プリンター(MFPモデル)と文書データを管理し、社内外での活用ができるクラウドストレージサービス「HOME type-S2」を組み合わせ、紙図面のスキャンからCADデータへの変換、クラウドストレージへの保存を可能にするテレワーク環境支援に向けて、新ソリューションを提供する。

大判プリンターはスキャンした紙図面を電子データ(イメージデータ)化し、簡単な操作でクラウドストレージに保存できる。電子化した紙図面の電子データをPCでCADデータに変換した上で保存することで、手作業に頼っていた紙図面のトレース作業を効率化し、業務時間の削減を可能としている。

さらに、図面をはじめ作業・施工データをクラウドストレージに格納することができ、インターネットを通じてオフィス内、外出先や自宅からでも図面データなどへのアクセスが可能となり、場所に限定されない働き方の構築を実現するという。

加えて、大判プリンターでスキャンした図面データや複合機で受信したファクスデータのイメージデータを編集可能なCADデータに変換でき、変換後のCADデータを加工/編集することも可能なほか、イメージデータからだけでなく、取引先企業などから受領したPDFデータを編集可能なCADデータに変換できる。