国の名勝、「日本三名橋」といわれる山口県岩国市の錦帯橋をバイクで渡った男がいる。地元の建設作業員の船橋健太容疑者(40)で、きのう21日(2020年7月)に文化財保護法違反の疑いで逮捕された。「錦帯橋を傷つけてしまい申し訳ありません」と反省している。

錦帯橋は組み木の技法を使い、300年以上前からほとんど姿を変えていない木造のアーチ橋だ。年間60万人の観光客が訪れている。

先週金曜日の17日(2020年7月)午後6時半ごろ、「錦帯橋をバイクで渡っている人がいる」と通報があり、市の担当者が駆けつけると、橋には広範囲にバイクのタイヤ痕が残されていた。錦帯橋は、歩行者は24時間通行可能だが車両は進入禁止。

平成の架け替え工事は1億6000万円かかった?

映像を見ると、バイクはゆっくり進み、橋の真ん中あたりで一旦停止してバイクを降り、あたりを歩き回っているように見える。その後、何事もなかったかのように橋を渡った。

錦帯橋周辺の店の従業員は、「信じられないですね。ちゃんと弁償してほしいですね」とあきれる。

アシスタントの斎藤ちはるアナによると、橋板のタイヤ痕の数は550枚のうち322枚。20年前に「平成の架け替え」工事が行われたが、板はヒノキで当時の1枚の平均額は約50万円だった。タイヤ痕のついた322枚を交換すると、約1億6000万円になる。工事代金は含んでいない。岩国市の担当者は「文化庁と今後の対応を確認中ですが、容疑者に対し、損害賠償を求める可能性もあります」と話している。

司会の羽鳥慎一「(容疑者は)地元の人間ですよ」

浜田敬子(「ビジネスインサイダージャパン」統括編集長)「私、山口県の出身なんですが、錦帯橋って、釘を使わない建築物と小さいころから大事にしようと教わっていました。軽い気持ちで済まされないという意味で、賠償をさせる必要になるかなと思います」

玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「一生かかっても償ってもらいましょう」