三栄建築設計(3228)、株主優待を廃止! 配当+優待 利回り4%超で「おこめ券」がもらえた優待廃止は残念 だが、配当利回りだけでも3.62%の高利回りは維持!

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 株式会社三栄建築設計が、「おこめ券」の株主優待を廃止することを、2020年7月21日の15時半に発表した。

 三栄建築設計の株主優待は、毎年2月末時点の株主を対象に実施されており、従来の内容は「100株以上を保有する株主に『おこめ券』2kg相当(880円分)を贈呈。1000株以上を保有する株主に『おこめ券』8kg相当(3520円分)を贈呈」というのものだった。

 しかし、この株主優待は2020年2月末の株主に贈呈された分を最後に廃止されることが決まった。

 廃止の理由は「この度、株主の皆様への公平な利益還元という観点から、慎重に議論を重ねました結果、株主優待制度を廃止させていただくことといたしました」とのことだ。

廃止される三栄建築設計の株主優待制度の詳細と利回り

◆廃止される三栄建築設計の株主優待制度の詳細
基準日 保有株式数 株主優待内容
2月末 100株以上 おこめ券2kg相当(880円分)
1000株以上 おこめ券8kg相当(3520円分)

 三栄建築設計の2020年7月21日時点の株価(終値)は1326円なので、株主優待が実施されていれば、利回りは以下のようになっていた。

(100株保有の場合)
投資金額:100株×1326円=13万2600円
優待品:おこめ券880円分
株主優待利回り=880円÷13万2600円×100=0.66%

(1000株保有の場合)
投資金額:1000株×1326円=132万6000円
優待品:おこめ券3520円分
株主優待利回り=3520円÷132万6000円×100=0.26%

 三栄建築設計の株主優待は、お米を買うときなどに使えて便利な「おこめ券」だったが、今回廃止が発表された。株主優待利回りは100株保有時で0.66%と、それほど高いわけではないが、同社は配当利回りが3.62%あるので、100株保有時の配当+株主優待利回りが4.28%だった。配当利回りだけでも高水準なので、今後も保有を検討する価値はありそうだが、今回の廃止に失望している個人投資家は多いだろう。
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 実際、株主優待の廃止が発表された本日(2020年7月21日)の株価はSBI証券の夜間取引(PTS取引)で一時、当日の終値1326円より66円も安い1260円(−4.97%)を記録している。明日以降の株価にも注意しておいたほうがよさそうだ。
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 三栄建築設計は、一戸建て住宅などの不動産の販売を手掛ける企業。7月13日時点で公表している2020年8月期(通期)の連結業績予想は、売上高1350億円(前期比11.6%増)、営業利益113億5000万円(前期比8.7%増)、経常利益104億円(前期比10.3%増)、当期純利益65億円(前期比7.1%増)と好調。

■三栄建築設計
業種コード市場権利確定月
不動産業3228東証1部2月末
株価(終値)必要株数最低投資金額配当利回り
1326円100株13万2600円3.62%
【三栄建築設計の最新の株価・株主優待の詳細はこちら!】
※株価などのデータは2020年7月21日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。
※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資金額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。