渋野日向子、畑岡奈紗、鈴木愛は最新のランキングでも15位以内をキープ(撮影:GettyImages)

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3月16日を最後に凍結していた女子世界ランキング(ロレックスランキング)が再開することが統括理事会から発表された。
今回の再開は修正仮方式にのっとり順位が決定。同ランキングは、過去104週のロレックスランキング対象の出場試合で獲得したポイントを出場試合数で割った平均ポイントで順位が決まっていたが、ランキング対象選手が試合に出場しなかった週は104週にカウントされないことになった。
今回の修正仮方式では、選手が大会に出場した週の場合、その選手のポイント、平均ポイントおよび試合数はその選手の出場実績によって算出され、その結果、総合順位にも反映されることになる。
一方で、選手が大会に出場しない場合はポイント、平均ポイント、試合数に変動はない。ただし、ほかの対象大会が行われ、その大会に出場している選手の総合順位の変動によっては、上下する可能性がある。
韓国ツアーが5月11日の週以降7試合、日本ツアーが1試合を開催していることにより、これらに出場した選手たちのポイントはさかのぼって変動。新たに7月20日付けで発表されたランキングでは、3月16日時点で4位だった畑岡奈紗は5位。渋野日向子は12位のまま。鈴木愛は14位から15位へと下がっている。
これについてロレックスランキング理事会のヘザー・デイリー・ドノフリオ氏は、「ロレックスランキング理事会では、今後のツアー日程が依然先行き不透明な状況のなか、大会への出場がかなわない選手にとっても最大限の公平性が保たれるように検討してきた。不透明ななかでは、選手個々の出場実績に重きを置くことがもっとも合理的と判断した」とコメントしている。
つまり、これまではランキング算出期間は全選手共通で過去104週だったものを、選手によってそれぞれの104週を計算。出場していなかった期間(週)は除外することによって、合理性を持たせるということだ。
「理事会としては、このような状況の中では完璧な解決策がないことは理解しているが、選手にとって合理的であり、ランキング制度を保つものになっている」(デイリー・ドノフリオ氏)
今回の措置により、ランキングは過去にさかのぼって更新。韓国女子ツアーで好結果を残してきた選手は順位が軒並み上がっている。韓国女子ツアー開幕戦のメジャーでいきなり優勝を飾ったパク・ヒョンギョンは昨年末の96位から優勝直後の5月18日時点で52位。そして、先々週の韓国女子ツアーでも優勝を遂げて7月20日付けでは30位まで上がっている。
日本ツアーの開幕戦となった「アース・モンダミンカップ」で5年ぶりの優勝を遂げた渡邉彩香は394位から210位にランクアップしている。
なお、今回の方式は一時的な措置と理事会は説明。対象ツアーの再開やランキング上位200位までの選手の出場状況などを見ながら、従前の方式に戻していくとしている。

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