LIXILグループ(5938)、株主優待を廃止すると発表! 100株以上で「ハウスクリーニング」の割引券などが 贈呈されていたが、2019年9月の実施を最後に廃止へ

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 株式会社LIXILグループが、株主優待を廃止することを、2020年7月20日の15時に発表した。

 LIXILグループの株主優待は、毎年9月末時点の株主が対象となり、内容は「100株以上を保有する株主に『自社グループ会社の生活サービス割引券(ハウスクリーニング割引券か、衣類クリーニング割引券か、布団丸洗いクリーニング割引券のいずれかを選択)』と『リフォーム株主優待申請書1枚』を贈呈」というものだった。

 しかし、この株主優待は2019年9月末の株主に贈呈された分を最後に廃止される。

 LIXILグループが株主優待を廃止する理由は「この度、株主の皆さまへの公平な利益還元のあり方という観点から慎重に検討を重ね、また本制度の利用者数、利用率にも鑑みて、株主優待制度を廃止させていただくことといたしました」とのことだ。

廃止されるLIXILグループの株主優待制度の詳細

■廃止されるLIXILグループの株主優待制度の詳細
基準日 保有株式数 株主優待内容
9月末 100株以上 ◆生活サービス割引券(以下から一つ選択)
・ハウスクリーニング割引券
・衣類クリーニング割引券
・布団丸洗いクリーニング割引券
(※1万5000円(税抜)未満のサービス利用で
  税込価格より3000円割引、
  1万5000円(税抜)以上のサービス利用で
  税込価格より5000円割引)
◆リフォーム株主優待申請書1枚
(※自社対象商品を使用したリフォームを申し込んだ
  株主に、商品と工事代金に応じて
  3万円、5万円、10万円のいずれかの商品券を贈呈)

 LIXILグループの株主優待は、ハウスクリーニングなどの生活に密着したサービスの割引券や、リフォーム工事の割引券だったが、2019年9月末の実施を最後に廃止された。リフォームの株主優待は利用できる人が限定されそうだが、生活サービス関連の割引券は利用できる人も多かったと見られ、今回の廃止を残念に思う投資家は多いだろう。今後は配当による株主還元が期待されるが、2021年3月期の配当予想は今のところ公表されていない。前期の年間配当金は70円なので、前期と同額で実施された場合、配当利回りは4.62%になる。
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 LIXILグループは大手の住宅設備メーカー。2020年5月29日に発表した2020年3月期の連結業績は、売上高が1兆6944億3900万円(前期比0.1%増)、事業利益が585億7600万円(前期比7.5%増)、営業利益が391億2100万円(前期比20.2%減)、税引前利益が468億1100万円(前期比1.7%減)、当期利益が319億3200万円(前期比12.0%増)。新型コロナウイルスなどの影響で需要減。2021年3月期の業績予想は、新型コロナウイルスの影響が見通せないことから、公表していない。

■LIXILグループ
業種コード市場権利確定月
金属製品5938東証1部9月末
株価(終値)必要株数最低投資金額配当利回り
1512円100株15万1200円
【LIXILグループの最新の株価・株主優待の詳細はこちら!】
※株価などのデータは2020年7月20日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。
※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資金額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。