安倍内閣が「Go Toトラベル・キャンペーン」から東京を外すことを決めたきのう16日(2020年7月)、経団連では夏季フォーラムが開かれていて、交通関係者から「キャンペーン歓迎」の意見が述べられ、政府の専門家会議「感染症対策分科会」の尾身茂会長が、「対策をしっかりすれば、旅行を控えることはない」と後押しをしていた。

旅館・ホテルはガラガラで営業するほど赤字

しかし、Yahooニュースの「キャンペーンで旅行したいか」という問いに、74.2%が「旅行したくない」と答えていた。「旅行したい」は21%で5人に一人だ。司会の加藤浩次は「東京都は不要不急の外出は避けてといい、国は家族旅行はいいんですよという。今キャンペーンやっても旅行に行く?」

おそらく、この見方が一番当たっているではないか。いざふたを開けてみたら、旅行に出かける人はちらほら。それでも受け入れ側の旅館・ホテルは、数組の客のために、従業員を配置し、全館の照明や空調を稼働させ、食事を用意し、温泉をわかさなければならない。経費の元を取ることもできず、営業するほど赤字が増えるなんてことにならないか。客もがらんとした食堂にあっちにポツン、こっちにポツンでは、どんなごちそうでもおいしくないだろうなあ。