Microsoftは米国時間2020年7月16日、Visual Studio Code用拡張機能のPythonをアップデートした旨を公式ブログで明らかにした。Python Language Serverや拡張機能「Gather」のサポートや、NotebookからHTMLおよびPDF(要TeX)へのエクスポート、リバース接続を用いたリモートデバッガーセッションの確立など、計51件の変更が加わっている。

Pylanceによるコンテキストの拡張表示機能(画像はすべて公式ブログより抜粋)

PylanceはPython向け静的型チェックツール「Pyright」をベースに開発し、最適なコードを記述するための機能を備えた言語サーバー。自動インポートやデッドコードの検出、パラメーターと戻り値の種類確認などを備えているが、Pyrightとは共存できない。Microsoftは「すべてのPyright機能がPylanceに含まれている」と述べ、インストールの競合や重複したエラーと警告を避けるため、Pyrightのアンインストールを推奨した。

Gatherの実行例

GatherはNotebook内の必要なコード依存関係を分析し、コードのクリーンアップを自動化する機能。上図はMicrosoftがGather実行前・後のコードを比較したものだが、不要なコードが挿入されていることを指摘している。より詳細な変更内容はChangelogを参照してほしい。

HTMLおよびPDFに対応したエクスポート機能

阿久津良和(Cactus)