Googleは7月16日(米国時間)、「Updates in G Suite unify contacts, content, and tasks in Gmail so you can make the most of your time.|Google Cloud Blog」において、GmailとWeb会議、チャット、ファイル管理、タスク管理などの統合を進めると発表した。この機能はG Suiteのユーザーに対し、今後数週間かえて試用版としての利用機会が提供される予定。

Gmail、チャット、Rooms、Meetの統合が進められるG Suite - 資料: Google


Googleはすでに同社の提供するWeb会議サービス「Google Meet」をGmailやGoogleカレンダーに統合する取り組みを進めていた。今回発表された内容はこうした統合をさらに進めるもの。

今回の発表では、コラボレーションハブとなるRoomsの機能が統合されている点が注目される。RoomsはSlackのようにグループ間でコミュニケーションを取るためのサービス。Googleは複数のサービスをG Suiteで統合することで、G Suiteを中心的なクラウドサービスにして行きたい狙いがあると見られる。

類似の取り組みは、Microsoftが「Microsoft 365」で推進している。Microsoftは「Microsoft 365」にさまざまなクラウドサービスの統合を進めている。同社の提供するWeb会議サービス「Microsoft Teams」もMicrosoft 365の一部であり、他のサービスと連動している。Googleが今回発表した統合はこうした動きとよく似ている。

「Microsoft 365」や「G Suite」のような統合クラウドサービスを利用する企業もあれば、メールはGmail、カレンダーはGoogleカレンダー、コミュニケーションはSlack、Web会議サービスはZoom、ソースコード共有はGitHub.comといったように、個別のサービスを組み合わせて利用するケースも多い。

GoogleやMicrosoftは同社のサービスにこうした類似サービスの機能を統合することで、単体のサービスですべての要求に応えていくことを狙っていると考えられる。