東京都立高校の「ツーブロック禁止」という髪形をめぐる校則が物議をかもしている。ツーブロックとは、上を長めに、横を短めにカットし、段差ができるようにした若者に人気のヘアスタイルだ。騒動の発端となったのは、共産党の池川友一・都議会議員が今月13日(2020年7月)にSNSに投稿した、今年3月の都議会予算特別委員会のこんなやりとりだ。

池川議員「ツーブロック禁止という校則が一定数あります。なぜツーブロックはダメなのでしょうか」

藤田裕司教育長「外見などが原因で、事件や事故に遭うケースなどがあるため、生徒を守る趣旨から定めているものでございます」

池川議員「率直にいって、意味不明ですよ。ツーブロックだとトラブルに遭いやすいというデータがいったいあるんですか」

都教育庁「事件や事故から生徒を守るため」

「とくダネ!」が調査したところ、都立高校の中には「特異な髪形禁止(ツーブロックを含む)」「長髪・ツーブロック・ソフトモヒカン等の特殊な髪形禁止」「髪形は高校生らしく(ツーブロックやライン等手を加えること禁止)」などと規定している学校が、たしかにある。都内の中学校でも「ツーブロック等のデザインカットは不可」としているところがあった。

東京都教育庁の担当者は、「とくダネ!」の取材に対し、「校則で禁止しているのは特殊なものや過度なツーブロックを指し、一般的なツーブロックは禁止していない」と説明したが、"過度なツーブロック"の明確な定義はないという。

古市憲寿(社会学者)「髪形で子どもを管理できる、うまく導けると思っているバカな先生たちが、たくさんいるということですよね」

司会の小倉智昭「僕はきょうの項目表で、『ツーブロック禁止』って見たときに、2ブロック離れていないと濃厚接触になるのかなと思いました。ツーブロックなんて知りませんでした」