豪雨で大きな被害を受けた熊本県では、現在およそ1200戸が断水していて、給水車が活動しているが、蛇口から泥水しか出ず、深刻な水不足になっている地域もある。背景には、水源のおよそ80%を地下水に頼っているという事情がある。井戸水に土砂が混じってしまっているのだ。

人吉市で水道会社を経営する山本誠一郎さんは、「床を洗うくらいならできるが、完全にきれいな水ではありません。もともと井戸を使っていた人が、水道に切り替えてくれというお客さんもいます」と話す。やむを得ず、アルコール消毒と濁った水で手洗いをしている人もいるという。

新型コロナでボランティアも来られない

人手の問題もある。新型コロナウイルスの影響でボランティアを県内だけに限っているからだ。「#スッキリ 被災地の声」には、「芦北町の球磨川流域は被害が甚大ですが、ボランティアは誰もいません。高齢者が多く、自分では自宅の片付けもできない方もいます」「人吉市で両親の店と自宅が被災。人手が足りず、いまだ自宅内に物が入った家も多数。これからどうしようか、頭を抱えています」などと言った声が寄せられた。

近藤サト(フリーアナウンサー)「ボランティアというのはNPOなどが取りまとめていて、行政は関わっていないことがほとんどです。こういう時は、行政と民間が協力し合って、『今までボランティアをしたことがないけれどできる』という人たちも集めていただきたいです」

司会の加藤浩次「われわれの番組も、災害があった場合は毎回レポーターが現地で取材していますが、今回は新型コロナでなかなかそれができないので、声が届かない場合があります。何でもいいので、ツイッターで送ってもらいたいと思います」