韓国女子トライアスロン選手が関係者のパワハラ行為により自殺…日誌に残されたその壮絶な内容とは

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 韓国スポーツ界が大変な騒動になっている。

 指導者や先輩から長年暴言、暴行を受けていた女子トライアスロンの元韓国代表、チェ・スクヒョン選手(22)が6月26日に自殺していたことが明らかになった。

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 2015年に高校生ながら韓国ユース代表に選ばれた有望株だったが、16年2月から所属していた慶州市庁トライアスロンチームの監督、主将、先輩選手、チームドクターから継続的に受けたパワハラ行為が原因とされている。

 国内メディアによると、亡くなる直前、チェ選手は母親に「あの人たちの罪を明らかにして」というメッセージを送信し、チーム宿舎で自ら命を絶ったという。暴行や暴言の証拠を集めた音声データや練習日誌の内容が、遺族によって公開された。

◆体重管理ができていないと激怒したコーチから「3日間何も食うな」と命令された
◆20万ウォン(約1万8000円)相当のパンを強制的に食べさせられ、嘔吐(おうと)した
◆「歯を食いしばれ」「カーテンを閉めろ」と言った後に平手打ちされた(音)
◆監督に無断で桃を1つ食べ、報告せずに20発殴られた

 以上は抜粋でしかない。精神的に追いつめられた彼女の日誌には「死んだ方がマシ」「車にひかれようが強盗に刺されようが、死にたいと数百回も頭の中に浮かぶ」などとつづられていた。スポーツに関わる人権センターなど公的機関に助けを求めたが、対応してもらえないどころか「自分が罪人のような扱いを受けた」と失望したという。

 ショッキングなニュースは韓国の国会でも議論された。チェ選手が「加害者」と名指しした監督、主将、先輩選手3人が体育観光委員会から呼び出しを受けたが、暴行の事実を全面否認した。これに対し、チェ選手の同僚選手が、「加害者」による恐怖政治など新事実を次々と暴露し、告訴する事態に発展した。

 文在寅大統領は「先ごろ発生した体育界の暴行事件が、社会的に大きな怒りを呼び起こしている。認識と文化から変えなければならない。メダルが最高の価値ではない。徹底した調査を通じて、適切な処罰と責任を問う必要がある」。韓国スポーツ界で絶えないパワハラ・暴行問題の背景にある勝利至上主義を見直し、原因究明と再発防止を求めた。

 大韓トライアスロン協会は「加害者」3人の懲戒処分を発表した。SNSでも注目度は高く、厳罰を求める声が多い。スケート、カーリングなど韓国ではここ数年、多くの女性スポーツ選手が指導者からの虐待被害を告発してきたが、ついに失われたトップアスリートの命。闇は深い。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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