岡山製紙(3892)、3期連続の「増配」を発表して、 配当利回り1.38%に! 配当額は3年で1.3倍に増加、 2021年5月期は前期比1円増の「1株あたり16円」に

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 岡山製紙は、2021年5月期の配当を前期比で「増配」とする予想を、2020年7月14日の15時に発表した。これにより、岡山製紙の配当利回り(予想)は1.38%にアップし、「連続増配期間」は"2期"から"3期"に更新される見通しとなった。

 岡山製紙が発表した2020年5月期の決算短信によると、2021年5月期の予想配当は中間配当(11月)が「8円」、期末配当(5月)が「8円」、合計の年間配当額は「1株あたり16円」となっている。

 岡山製紙の2020年5月期の配当は「1株あたり15円」なので、前期比で「1円」の増配となる。今回の増配発表によって、岡山製紙の配当利回り(予想)は1.29%⇒1.38%にアップすることとなった。
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 ちなみに、岡山製紙の2021年5月期の業績予想は「減収減益」で、営業利益・経常利益・当期純利益はいずれも前期比で約50%減の予想となっている。しかし、岡山製紙は配当政策において「安定配当を継続すること」を基本方針としており、今回の増配は、この配当政策の基本方針に沿った形となっている。なお、2021年5月期の業績予想が大幅な「減益」だったこともあり、岡山製紙の株価はSBI証券の夜間取引(PTS取引)で一時、発表当日(2020年7月14日)の終値1156円より56円安い1100円(−4.84%)を記録している。
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岡山製紙の過去21期の配当の推移は?

■岡山製紙(3892)の過去21期の配当の推移
年間配当額 年間配当額
2011/512円
2001/58円2012/512円
2002/58円2013/512円
2003/58円2014/512円
2004/59円2015/512円
2005/510円2016/512円
2006/510円2017/512円
2007/512円2018/512円
2008/512円2019/513円
2009/512円2020/515円
2010/512円2021/516円
(予想)

 岡山製紙は2000年12月に上場して以来、一度も「減配」をせずに、配当を「維持」もしくは「増配」する"非減配"を継続しており、2021年5月期の配当予想「1株あたり16円」が予想通りに実施されれば、20期連続の”非減配”を達成することになる。
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 また、2019年5月期からは連続増配となっており、2021年5月期で”3期連続増配”の見通しであることから、配当額の伸び具合にも注目しておきたい。連続増配が始まる直前の2018年5月期から2021年5月期までの3年間で、岡山製紙の年間配当額は「1株あたり12円」から「1株あたり16円」まで、1.3倍に増加している。
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 配当が増えているということは業績が好調な証拠でもある。実際に、岡山製紙の株価は2018年5月の終値845円から2020年2月に記録した年初来高値の1200円まで、1.42倍に上昇している。なお、本日(2020年7月14日)の終値は1156円なので、現在は2018年5月の終値から1.36倍に上昇した水準で推移している。ただし、前述のとおり、本日の夜間取引(PTS取引)では株価が大幅に下落しているので要注意。

■岡山製紙(3892)の株価チャート/月足・3年

岡山製紙の配当利回り、配当+株主優待利回りは?

 岡山製紙の2020年7月14日時点の株価(終値)は1156円なので、配当利回り(予想)は以下のようになる。

【※岡山製紙の配当利回り】
株価:1156円
年間配当額:中間8円+期末8円=16円
配当利回り:16円÷1156円×100=1.38%

 岡山製紙の配当利回りは1.38%。2020年6月の東証1部の平均利回りは2.15%(配当実施企業のみ)なので、岡山製紙の配当利回りは「低め」と言える。

 また、岡山製紙は、保有株式数に応じて「QUOカード」がもらえる株主優待を実施している。

■岡山製紙の株主優待の内容
基準日 保有株式数 株主優待内容
5月末 100株以上 QUOカード500円分
500株以上 QUOカード2000円分
1000株以上 QUOカード4000円分

 岡山製紙の2020年7月14日時点の株価(終値)は1156円、配当利回りは1.38%なので、「配当+株主優待利回り」を計算すると以下のようになる。

【※岡山製紙の配当+株主優待利回り(100株保有時)】
投資金額:100株×1156円=11万5600円
優待品(QUOカード):500円分
株主優待利回り:500円÷11万5600円×100=0.43%
配当+株主優待利回り:1.38%+0.43%=1.82%

【※岡山製紙の配当+株主優待利回り(500株保有時)】
投資金額:500株×1156円=57万8000円
優待品(QUOカード):2000円分
株主優待利回り:2000円÷57万8000円×100=0.34%
配当+株主優待利回り:1.38%+0.34%=1.73%

【※岡山製紙の配当+株主優待利回り(1000株保有時)】
投資金額:1000株×1156円=115万6000円
優待品(QUOカード):4000円分
株主優待利回り:4000円÷115万6000円×100=0.34%
配当+株主優待利回り:1.38%+0.34%=1.73%

 岡山製紙の「配当+株主優待利回り」は、100株保有時で1.82%とやや低めだ。しかし、優待品は個人投資家に人気の「QUOカード」となっており、2021年5月期には”20期連続非減配”および”3期連続増配”を達成する見通しでもあるので、今回の増配を機に長期保有を検討する価値はありそうだ。
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 岡山製紙は、中芯原紙・紙管原紙を主体とした板紙の製造販売を行っている会社。青果物、食品、家電製品等の包装箱や贈答箱の製造販売も手掛けている。2021年5月期(通期)の業績予想は、売上高2.3%減、営業利益51.9%減、経常利益50.3%減、当期純利益49.6%減と軟調(すべて前期比)。
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岡山製紙
業種コード市場年間配当額(予想)
パルプ・紙3892東証JASDAQ16円
株価(終値)単元株数最低投資金額配当利回り(予想)
1156円100株11万5600円1.38%
【※岡山製紙の最新の株価・配当利回りはこちら!】
※株価などのデータは2020年7月14日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。