6月19日(2020年)に公開された新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)の運用が始まってから3週間が過ぎた。アプリをインストールしている人同士が1m以内で15分以上接触していた場合、端末に情報が記録され、その後陽性者が出た場合に接触歴のある人に通知される仕組みだ。だが、きのう7月13日の時点でのインストール数は680万件、普及率は約5.4%と伸びていない。安倍晋三首相の「6割の普及で大きな効果」には遠く及ばない状況だ。

携帯料金の割引ほか、目に見えるメリット必要

厚労省が感染対策の切り札として進めているにも関わらず広がらないのはなぜなのか。

使っていない人からは「アプリの存在を知らない」「使っている人が少ないから入れていない」などの声が聞かれる。

ITジャーナリストの三上洋さんは、PR不足に加えてアプリが地味であること、さらにプライバシーへの不安が普及を妨げている要因だという。陽性者との接触通知だけではなく、何人の人と接触したかという情報や、新型コロナウイルスの最新情報などがアプリに表示されるとSNSで広がるのだが、今のアプリでは目に見えるメリットがないので動きが広がらないという。

小倉智昭キャスター「私は3日くらいかかって、ようやくインストールできました」

キャスターのカズレーザー「アプリを入れるというのは面倒臭いを超えるメリットがないと入れてくれない。入れると携帯の基本料金を安くするとかしないと入れない」

二木芳人昭和大学教授「通知がきたときに、すぐ検査をしてもらえるというようなメリットも必要ですよね」

三浦瑠麗(国際政治学者)「みんなこれだけ不安なのに入れていないというのが面白い。私はプラバシー強調派なんですが入れました。ただ、そもそもここまで追跡する意味は何? と思ってしまう」

小倉智昭「野球や相撲など、大きなイベントに行く人は入れたほうがいい。絶対に自分にとっても得」

文・みっちゃん