リーガ制覇に王手をかけたジネディーヌ・ジダン監督

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[7.13 リーガ・エスパニョーラ第36節 グラナダ 1-2 R・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラ首位を走るレアル・マドリーは13日、アウェーで第36節グラナダ戦に臨み、2-1で勝利した。9連勝を達成し、残り2試合で2位バルセロナとの勝ち点差は4。2016-17シーズン以来、3年ぶりの優勝に王手をかけた。スペイン『アス』がジネディーヌ・ジダン監督の試合後のコメントを伝えている。

 敵地に乗り込んだレアルは前半10分にDFフェルラン・メンディ、同16分にFWカリム・ベンゼマが決めて2点のリードを得たが、後半5分に中盤でのボールロストから失点。その後も立て続けにピンチを迎えた。しかし、GKティボー・クルトワの好セーブやDFセルヒオ・ラモスのスーパークリアなどでしのぎ、2-1で試合終了。ついにリーガ制覇が手の届くところまで来た。

 ジダン監督は後半の戦いについて「自分たちがやっていたようなプレーができず、苦しい思いをした」と認めながらも「前半は非常に良かったが、後半はもっと良かった。リーグ戦で勝つためには、苦しまなければならない」と粘り強く守ったチームを称賛。「私は試合後、嬉しくて叫んでしまった」と話した。

 レアルは16日にホームで開催される第37節ビジャレアル戦で勝利を収めれば、自力で優勝が決まる状況だ。引き分け以下でも、他会場で同時に試合を行う2位バルセロナの結果次第でリーガ制覇が確定する。指揮官は「あと少しのところまで来ているが、まだ目標を達成したわけではない」と気を引き締めた。