同じ服を着ておしゃれに見える人もいるのに、なんとなくしっくりこない気がするときは、似合わない色を選んでいるからかも。ユニクロの新作を例に、パーソナルカラーの基本をレクチャーします。

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同じ服を着ているのにおしゃれに見えるのはなぜ?

ユニクロを着ておしゃれに見える人もいますが、現実には、なかなかそうならないのが悩みのタネではないでしょうか。おしゃれに見える理由のひとつは、色選びにあります。なんとなくしっくりこない人は、ご自分に似合わない色を選んでいるからかもしれません。

その人に似合う色は、大きく2つのタイプに分かれます。イエベはイエローベースを略したもので、黄みがかった色や、黄みがかった色が似合う人を指します。イエベはスプリングタイプとオータムタイプに分かれます。ブルベはブルーベースを略したもので、青みがかった色や、青みがかった色が似合う人を指します。ブルベはサマータイプとウィンタータイプに分かれます。

このような色の分類方法をパーソナルカラーと呼びます。パーソナルカラーにはさまざまな診断方法がありますが、ここでは指先の血色の色で診断する方法をお教えします。中指の第2関節の部分を軽く押すと、指先が赤くなりますよね。赤くなった部分がオレンジみを帯びた赤の場合はイエローベース、紫みを帯びた赤の場合はブルーベースです。

私の指先は紫みを帯びた赤なので、ブルベ。青みを帯びたブルーベースの色を身につけるようにしています。皆さんはどちらのタイプだったでしょうか?

ここではユニクロの新作を例に、パーソナルカラーのタイプ別に色選びのコツをナビゲートします。

Aラインロングワンピース

光沢のある上品な素材感で人気のマーセライズコットン。ボリュームのある「マーセライズコットンAラインロングワンピース(ノースリーブ)」は、6色展開となっています。ベージュ、ブラウン、オリーブの3色はイエベ、ブラック、レッド、パープルの3色はブルベです。

▼オリーブはオータムに
やや濁りのあるオリーブは、イエベの中でもオータムタイプの色です。ベージュやブラウンなどのナチュラルな色、ナチュラルな素材感とマッチします。

▼レッドはウィンターに
オレンジ寄りのウォームなレッドはイエベ、やや紫寄りのクールなレッドはブルベに分類されます。ブルベのレッドの中でも発色がよいものはウィンタータイプ。コントラストを効かせたドラマティックな着こなしがおすすめです。

オーバーサイズTシャツ

表面はコットン、裏面はエアリズムという新素材のエアリズムコットン。メンズのオーバーサイズTシャツをゆったりと着こなすのがトレンドです。「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ(5分袖)」のカラーバリエーションは10色。ダークオレンジ、ブラウン、ダークブラウン、マスタードの4色はイエベ。ホワイト、グレー、ブラック、ブルー、ネイビー、パープルの6色はブルベです。

▼ダークオレンジはオータムに
実りの秋を思わせるダークオレンジは、イエベの中でもオータムタイプの色。深みのあるダークブラウンと合わせるとリッチなムードの着こなしに。

▼パープルはサマーに
発色を抑えたソフトなパープルは、ブルベの中でもサマータイプの色。霧のベールをまとったような優しげなトーンで揃えて、シンプルかつエレガントに着こなすとよいでしょう。

メンズシャツでビッグシルエット

ビッグシルエットがトレンドの今季は、プルオーバーシャツもメンズを選ぶ人が多いようです。上質コットンは洗濯後もシワになりにくいので、デイリーに着回しできる点も人気の理由のようです。「エクストラファインコットンブロードストライププルオーバーシャツ(ボタンダウン・半袖)」のカラーバリエーションはイエローとブルーの2色展開。イエローはイエベ、ブルーはブルべです。

▼ブルーのストライプはウィンターにおすすめ
ブラック&ホワイトのモノトーン配色に、ブルーのストライプ柄シャツをさらりと羽織った涼やかなコーデ。明暗のコントラストを効かせたコーデは、ウィンタータイプにおすすめです。

シフォン素材のロングスカート

シフォン素材のしなやかさが楽しめるロング丈のプリーツスカート。プリーツのボリュームが控えめなので軽やかに着こなせます。「シフォンプリーツロングスカート(丈標準80〜84cm)」のカラーバリエーションは全7色。ベージュ、ダークブラウン、イエロー、グリーンの4色はイエベ。オフホワイト、ネイビー、パープルの3色はブルベです。

▼このイエローはスプリングに
明るく澄んだウォームイエローは、軽やかなシフォン素材と好相性。シアーな素材感のトップスと合わせるとソフトで伸びやかなイメージになります。

トップスと比べるとボトムスはお顔映りに与える影響が小さいので、パーソナルカラーのタイプにこだわらずに、お好きな色を選ばれてもよいと思います。ただ、ご紹介したコーデ例のように、全身をイエベかブルベのどちらか一方で揃えると、統一感が生まれます。

ウォームな色で構成されるイエベは親しみやすい雰囲気に、クールな色で構成されるブルベは凛とした表情を見せます。イエベとブルベ、あなたはどちらのタイプでしょうか? パーソナルカラーは、あなたの個性を輝かせてくれるでしょう。
(文:松本 英恵(カラーコーディネートガイド))