仏パリでクラブとディスコの営業再開を求めるデモが行われ、「夜のために一致団結」と書かれた横断幕を持つ参加者ら(2020年7月12日撮影)。(c)Raphael Lafargue / AFP

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【AFP=時事】フランスの首都パリで12日、ナイトクラブとディスコの従業員らが営業再開の許可を求めて政府に抗議した。新型コロナウイルスの感染防止措置として休業を続けた場合、多くの店舗が廃業の危機に追い込まれると訴えている。

 

 フランスではロックダウン(都市封鎖)の解除開始以降、生活の大半が平穏を取り戻しつつあるが、現時点で政府はクラブとディスコの休業継続を求めている。

 クラブやディスコの従業員ら約200人がパリ中心部にある保健省の前に集まり、「夜のために一致団結」や「夜の街を救って」といったスローガンを掲げて抗議活動を行った。

 仏北部ノルマンディー(Normandy)のディスコ関係者によると、今年9月までに営業再開が許可されなかった場合、国内にある1600のクラブとディスコの半数が廃業に追い込まれる可能性があるという。

 業界に詳しい専門家らは、仏全土で最近報告されているソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)がほとんど順守されていない屋外パーティーを開催するよりも、厳しい規制の下でクラブを再開させた方がはるかに良いと主張している。

 一方で政府は、他国の状況を踏まえて、クラブは感染拡大の中心地となる恐れがあるとしている。

【翻訳編集】AFPBB News

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