キナリは7月10日、「新しい生活様式を取り入れて起こったライフスタイルの変化」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は6月2日〜15日、同社が展開する自然派化粧品ブランド「草花木果」会員メンバー3,786名を対象にインターネットで行われた。

おうち時間が増えて、スキンケアアイテムの使用頻度は変わりましたか?


「おうち時間が増えて、スキンケアアイテムの使用頻度は変わりましたか?」と質問したところ、「使用が増えた」と回答した人の割合が最も高かったアイテムは「ハンドクリーム」(23%)だった。石けんを使った手洗いに加えて、頻繁なアルコール消毒により手荒れや乾燥に悩む人も。また、手のひらサイズの製品も多く、持ち運びにも便利であることから使用頻度が増えたという声も。

一方、ノーメイクで過ごす時間が多くなったことで「使用が減った」のは、「メイク落とし」(42%)や「日焼け止め」(33%)だった。

また、おうち時間が増えても、使用頻度に変化がなかったアイテムは、基本のお手入れである「洗顔」(89%)や「化粧水」(83%)で、いずれも8割を超える結果に。また、肌のコンディションを整える「美容液」(69%)や「乳液・保湿液」(68%)も、7割近くが「変わらない」と回答し、外出機会が減っても、きれいへ導くスキンケアは大切なルーティンであることが伺えた。

おうち時間が増えて、メイクアイテムの使用頻度は変わりましたか?


続いて、「メイクアイテム」の使用頻度についても聞いたところ、マスク着用の影響から、血色感をプラスする「口紅」(30%)や「ほほ紅」(25%)を「使わなくなった」という回答が目立つ結果に。同様に、「ファンデーション」(51%)や「口紅」(41%)といったアイテムについても、「使用頻度が減った」ことがわかった。

一方、「増えた」メイクアイテムとしては、微増だったが「ルースパウダー・おしろい」で6%だった。

おうち時間が増えたことで、新たにできた、あるいはひどくなった肌悩みはありますか?


最後に、「おうち時間が増えたことで、新たにできた、あるいはひどくなった肌悩みはありますか?」と聞いたところ、「ニキビ・吹き出物」(29%)や「手・指のあれ」「毛穴の開き・詰まり・黒ずみ」(いずれも28%)、「肌あれ」(24%)が上位にあがった。