ヴィッセル神戸FW古橋亨梧が開始20秒でゴールを決めた【写真:Getty Images】

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大分戦での開始20秒、こぼれ球にいち早く反応して先制ゴールをマーク

 ヴィッセル神戸は11日にJ1リーグ第4節で大分トリニータと対戦。

 敵地で1-1と引き分けたが、日本代表FW古橋亨梧の先制ゴラッソが注目を集めている。

 試合は開始から1分も経たずに動いた。左サイドから持ち込んだ古橋が、中央のMF安井拓也に預ける。安井はペナルティーエリア手前からシュートを放つも、相手にブロックされたボールは空中へ。これにいち早く反応した古橋が落下点に入り、左足を一閃。目の覚めるような強烈ボレーがゴールに突き刺さり、神戸が先制に成功した。

 公式記録上は「1分」だが、データ分析会社「オプタ」によれば、ゴールまでに要した時間はわずか「20秒」。これは2015年以降のJ1では2番目に早い時間帯でのゴールで、「秒速」と称した。

 Jリーグ公式ツイッターでもゴールシーンの動画が公開され、ファンからは「いつかの時の小野伸二みたい」「スーパーゴールやな!」「何回見ても惚れる」「古橋エグい」など感嘆の声が上がっている。

 古橋は2017年のプロ入りはJ2ながら、18年夏にJ1神戸へステップアップ移籍。元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタからのパスの“名レシーバー”としても存在感を示し、2019年には日本代表デビューも飾った。今季は2月の開幕戦でもゴールを決めており、神戸の攻撃を牽引していくのは間違いない。(Football ZONE web編集部)