切ない…
 - (C) 2020「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会 (C) 咲坂伊緒/集英社

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 浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二が共演する映画『思い、思われ、ふり、ふられ』(8月14日公開)より、人気バンド・Official髭男dismによる主題歌「115万キロのフィルム」を収めた特別映像が公開された。

 本作は「ストロボ・エッジ」「アオハライド」などで知られる咲坂伊緒の同名コミックを実写映画化した青春ラブストーリー。同じマンションに住み、同じ高校に通う明るく社交的な朱里(浜辺)、クールな理央(北村)、内向的でうつむきがちな由奈(福本)、爽やかで天然な和臣(赤楚)の4人の恋模様を紡ぎ出す。監督は映画『アオハライド』でもメガホンを取った三木孝浩。

 今回公開されたのは、主題歌であるOfficial髭男dismの「115万キロのフィルム」にのせて、本編映像の数々を切り取った特別映像。浜辺が演じた朱里ver.となり、数々のアーティストのミュージックビデオを手掛けた経験も持つ三木監督が編集を担当している。

 映像は「みんなが幸せになる方法があればいい。いつだってそのための選択をしてる」という朱里のキャラクターが伝わるセリフで始まり、理央との複雑な関係や由奈との友情、和臣への気持ちの戸惑いなどが、彼女目線で切なくも美しく描かれていく。ラストでは浜辺が寄せた直筆のメッセージも見ることができる。今後も理央、由奈、和臣のバージョンの特別映像が公開されていく予定だ。

 浜辺は「朱里の送った青春の日々が、感情豊かに詰め込まれていて、自分が演じた日々でもありますが、なんだか眩しく感じました。『115万キロのフィルム』というOfficial髭男dismさんの曲は、もともと存在していた曲だったはずなのに、ふりふらの主人公たちの心情にぴったりで。朱里としては乾くんが、みんなを思って描いた曲のように聴こえて、映画を観たあとにもう一度聴くと、歌詞が染み込んできて、また違った景色が浮かびます。朱里の心情に寄り添ってくれている素敵な映像をたくさんの方に観ていただきたいです」とコメントしている。

 また、「ふりふらは学生の青春を応援します!」というコンセプトで「映画『思い、思われ、ふり、ふられ』みんなの115万枚のフィルムキャンペーン」が開催されることも決定。第1弾では、SNS上で「#ふりふら思い出フィルム」を付けて投稿された思い出の写真や動画をもとに、三木監督が5本目の「“みんなの”115万キロのフィルム」特別映像を作成する。学生だけでなく、大人でも参加可能だ。

 三木監督は特別映像について「『115万キロのフィルム』は聴く人それぞれの人生に光を当ててくれる素敵な曲で、それならばキャラクターごとの『115万キロのフィルム』を作ってみよう! と盛り上がり、今回の特別映像を編集しました。本作のキャラクターたちと同じように、青春真っただ中なみなさんの日々にもそれぞれに特別な輝きがあってそれらを一コマ一コマ繋げたら、きっと素敵な『115万キロのフィルム』になるんだろうなぁとワクワクしています」と語る。

 第1弾の募集期間は7月11日から31日まで。第2弾はサイン入りグッズや映画オリジナルグッズが当たるキャンペーンとなっており、こちらは8月1日から31日までが募集期間となっている。詳細は映画公式サイトのキャンペーンページで確認のこと。(編集部・大内啓輔)