アラベス戦で勝利したレアル・マドリードは再開後8戦全勝【写真:Getty Images】

写真拡大

アラベスに2-0と勝利、2位バルセロナとの勝ち点差「4」をキープ

 レアル・マドリードがいよいよリーガ・エスパニョーラの覇権奪回へ、最終コーナーを回った。

 現地時間10日に行われた第35節アラベス戦を2-0で勝利。2位バルセロナとの勝ち点差「4」をキープし、バルサの結果次第では次節で3シーズンぶりの優勝が決まる可能性も出てきた。リーグ再開後8戦全勝の充実ぶりに、ジネディーヌ・ジダン監督も納得しているようだ。

 この日のレアルは主将のスペイン代表DFセルヒオ・ラモスとDFダニエル・カルバハルが出場停止となり、ブラジル代表DFマルセロも今季絶望とされる怪我を負うなど最終ラインが厳しい状況となった。

 しかしジダン監督は、ここでMFルーカス・バスケスをサイドバックに使うなどのやり繰りを見せると、試合は前半10分にDFフェルランド・メンディがペナルティーエリア内ぎりぎりに入り込んだところでファウルを受けたとしてPK判定。これを今季一度もPK失敗がない元フランス代表FWカリム・ベンゼマが冷静に決めて1点を先制した。

 レアルは急造の最終ラインということもあり、ベルギー代表GKティボー・クルトワの好セーブに救われる場面こそあったものの、無失点でしのぐと後半5分にFWロドリゴのパスに抜け出したベンゼマの横パスを、スペイン代表MFマルコ・アセンシオがゴールに蹴り込み追加点をゲット。その後もクルトワの好セーブもあって、無失点で逃げ切った。

 スペイン紙「AS」によると、試合後のジダン監督は「彼はとても大きな影響力を持っている」と守護神を称賛した。超過密日程のなか、豊富な陣容の中からの選手起用もさすがの一言だが、「問題は月曜日に試合(13日のグラナダ戦)があることだ。見てみないとね……。選手たちは疲れていて、勝ったことでより気分良く休めるとは思うが」と、手綱を緩めるようなことはしていない。

「最後まで何が起こるか分からない。相手には常に敬意を払わなければ。グラナダ戦はとても難しい試合になるだろうからね」

 ジダン監督はこのように引き締めている。コロナ禍のシーズンにおいて、これだけの強さを発揮できているのは、巧みな人心掌握とマネジメントがあってこそだろう。(Football ZONE web編集部)