富士の樹海が舞台
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 今年2月に公開され興行収入14億円超え、観客動員数110万人突破のスマッシュヒットを記録した映画『犬鳴村』に続く「恐怖の村」第2弾の舞台が、富士の樹海に決定した。タイトルは『樹海村(じゅかいむら)』で、山田杏奈と山口まゆがダブル主演を務める。

 企画プロデュースに紀伊宗之、監督に『呪怨』シリーズの清水崇と、『犬鳴村』のタッグが続投する本作。舞台となる富士の樹海は、約1,100年以上前に富士山大噴火で流出した青木ヶ原溶岩流を覆う、東京ドーム約642個分にもおよぶ広大な森。そんな樹海には、「コンパスが効かない迷いの森」「入ると何者かに襲われる」とさまざま都市伝説が飛び交う。

 世界でも最も危ない名所の一つとして知られる樹海が舞台、世界的ホラーの巨匠・清水監督の最新作ということもあり、海外進出を見据えて日本版ビジュアルに先駆け、海外版ビジュアル第1弾が公開された。洋題は『SUICIDE FOREST VILLAGE』。

 本作の撮影は、新型コロナウイルス感染対策を行い、7月11日にクランクインとなる。新型コロナウイルス対策の1つとして、本作の製作に携わる可能性のあるスタッフ全員が抗体検査を実施。毎日の検温と行動チェック、スタイリスト・メイクのマスクとフェイスガード着用など徹底。撮影中は1日2回の検温や、衣装・小道具・器材などすべての消毒、セットへ立ち入る人数の制限など可能な限り感染対策を実施し、撮影が行われるという。

 主演の一人で『ミスミソウ』(2018)などで知られる山田は、「こういう話(ホラー映)をやらせていただくのは初めてなので少し緊張していますが、良い意味でいつもどおりできたらなと思ってます」と意気込む。一方の山口は、清水監督作に2 回目の参加で「再び清水監督の作品に参加させていただけること、本当に嬉しく思っています。精一杯努められるよう頑張ります」とコメントしている。

 清水監督、紀伊宗之・高橋大典プロデューサー、さらには犬鳴村の村民からもコメントも。村民代表の男性は、「次の舞台が、あの樹海と聞いてゾッとしています。なぜなら村民旅行で出掛けた際に行方不明になったものが何人かいて、捜索願いを出していたので……。帰ってこれた村民はちゃんと抗体検査を受けてますので、いつでも出演可能です!」と映画出演を希望している。(編集部・梅山富美子)

コメント全文

■山田杏奈
私は全く心霊体験とかがないので、周りのそういう感覚があるかたにお話を聞かせていただいたりとか、本を読んだりして準備しました。普段ホラー作品自体もあまり観ていなかったのですが、最近は準備のためホラーばかり観てます(笑)。清水監督の作品はもちろん、おすすめしてもらい『シックスセンス』や『降霊』など観ました。こういう話をやらせていただくのは初めてなので少し緊張していますが、良い意味でいつもどおりできたらなと思ってます。

■山口まゆ
私自身、本当にホラーが苦手で……小さいころはレンタルビデオ屋のホラーコーナーに少し行っただけで映画のパッケージが目に焼き付いて夜寝れなくなったりと。でも子役の時にエキストラとして初めて参加した映画作品が、清水崇監督の『ラビットホラー』という作品だったので、こうしてまたお会いできたことにすごく驚き、何かご縁を勝手ながら感じております。
再び清水監督の作品に参加させていただけること、本当に嬉しく思っています。精一杯努められるよう頑張ります。撮影はこれからで緊張や不安も沢山ありますが、キャストやスタッフの皆さんと楽しく頑張れたら良いなと今からとてもワクワクしています。完成を楽しみにしていただけますと幸いです。

■清水崇監督
『犬鳴村』では、東映さんが好き勝手な宣伝で暴走してくれましたが、おかげで“まさかの”大ヒット(東映さん談)となり、多くの方々に観ていただけて光栄でした。そしてまた……プロデューサーからの“よし次作れ!すぐ作れ!!”の追い立てに光栄&戸惑いながらも(苦笑)、自粛中の打合せ&執筆、リモートオーディションなどを経て、自信を持って取り組めるテーマの脚本、初々しく未来を感じさせるキャストが整いました。
「村」シリーズ第2弾と呼称されることになった次の題材は、富士の樹海......ともすれば、人の生活臭や歴史の無い地で、前作のようなドラマや恐怖をどこまで追い求められるのか? 猛暑と新型コロナの余波への対策......かつて無い新たな苦戦を強いられていますが、ヒットによるシリーズ化の悪しきルーティーンとならないよう、心して地獄巡りの撮影旅行へ出かけて参ります。目に見えない恐怖、それによって人が人をどう駆り立てるか?......奇しくも妙なリアリティーを孕んでしまった世界に対して、劇作の娯楽映画がどう立ち向かえるか? も見届けられればと思っています。

■紀伊宗之プロデューサー
いよいよクランクインします。『犬鳴村』に続き、憂鬱で緊張の毎日がまた始まります。僕たちはたくさんの物語のなかからマジでやばい樹海村を題材に選んだ。世界的にもチョー有名なこの森は、はたして神の森なのか? 呪いの森なのか? そして村はどこに? スタッフ、キャストをはじめとする関係者の無事を心から祈ります。ほんま心から。

■高橋大典プロデューサー
『樹海村』は7月11日クランクインを予定しています。コロナ禍での撮影になりますので、撮影を安全に行うために、感染予防対策のガイドラインを作成し、撮影に参加するすべての方の同意をいただいた上で進めています。現場では準備段階からさまざまなコロナ対策を実施しています。全スタッフ・キャストに、クランクアップまで計3回の抗体検査を実施し、毎日の検温結果と体調の報告を徹底していただいています。また、打ち合わせや衣装合わせの際も必ずマスクやフェイスガードを着用する等、万全の対策で、これからの撮影に臨みます。なにぶん初めてのことが多く、試行錯誤を繰り返している毎日ですが、無事作品が完成することを目指し、全力で挑んでまいります。

■犬鳴村の村民代表
次の舞台が、あの樹海と聞いてゾッとしています。なぜなら村民旅行で出掛けた際に行方不明になったものが何人かいて、捜索願いを出していたので……。帰ってこれた村民はちゃんと抗体検査を受けてますので、いつでも出演可能です!