九州を襲った梅雨末期の豪雨が岐阜・長野にも広がり、「もう九州だけではなくなりました」と司会の国山ハセンが警戒を呼びかけた。スペシャルコメンテーターの辛坊治郎(シンクタンク経営者・ニュースキャスター)は、「大水害が毎年なのは、明らかに地球温暖化の構造的な問題で、ダムや堤防ではもう防げない」として、危険な現状と発想転換の必要を強調した。

キャスターの立川志らく「少しでも早く避難しないと間に合わないよ」

地元の建設会社にカネを流す

辛坊は「ハザードマップで危険とされる場所に、なんで人が住んでいるのか」と問いかけた。たしかに、水害のたびに被災地域に高齢者福祉施設がやたらと目立つ。地価の安い場所を選ぶためだと辛坊は指摘する。

「だから、危険な場所に建ってしまう。ダムや堤防を造るカネで、施設を安全な場所に建て替える施策をやるしかないが、それでは地元の建設会社にカネを流す政治家がもうからない。自分の利益にならないからやりはしない」

志らく「人の命を守るためでなくて、自分たちの懐を温めるために政治家はダムを造るんだ」

危険を示す地名が町名変更で忘れられる。ハザードマップがどんどん変わっていくといった問題もあるという。

星野真里(俳優)「住んでしまった以上、動けと言われてもねえ」

辛坊「安全な所に住もうと、社会的に進めるしかない。福祉施設は今年から危険地帯に建てられなくなったが、大半はまだ今までの所にあります」