■曇天立ち込めていた秋篠宮家に希望が

「秋篠宮家に再び春が! 佳子さんに恋人が」

香淳皇后二十年式年祭の儀で、武蔵野東陵の拝礼を終えられた秋篠宮家の長女眞子さまと次女佳子さま=2020年6月16日、東京都八王子市(写真=時事通信フォト)

細かい雨が降っているのに、向こうのほうは陽が差しているのを片時雨(かたしぐれ)という。

うっとうしい梅雨時だが、秋篠宮家の庭を濡らす雨は片時雨かもしれない。

新型コロナウイルス感染拡大で、秋篠宮が皇位継承順位1位になったことを国内外に示す「立皇嗣の礼」は延期されたまま、いつになるか決まっていない。

その後に、長女眞子さん(28)が発表するといわれていた、小室圭さんとの結婚についての「考え」も、そのままである。

厚い曇天が秋篠宮家を覆っているように思われていたが、ここへきて、周囲を明るく照らす一本の希望の矢が、秋篠宮家から放たれたのである。

放った主は次女の佳子さん(25)。彼女に恋人ができたというのである。今やトップ女優の綾瀬はるかの結婚問題よりも国民の関心が高い佳子さんだから、事実ならばコロナ禍で沈み込んでいる日本を明るく照らす吉報である。

眞子さんと小室圭さんの結婚問題にも“進展”があったようだ。そのことに触れる前に、新型コロナウイルス感染が広がる中、あまりメディアで伝えられなかった秋篠宮家の動向を見てみよう。

■計500着もの手作りガウンを医療関係者へ

やはり、注目を集めたのは、社会福祉法人「恩賜財団済生会」に手作りのガウンをプレゼントしたことだろう。

5月15日の夕方、宮内庁職員から、「秋篠宮ご一家と職員で、ビニール製の医療用ガウンを作ったので、これからそちらにお持ちします」と、済生会に連絡があった。

ここは明治44年、医療によって生活困窮者を救済しようと明治天皇が設立した日本最大の社会福祉法人である。

秋篠宮は2013年4月から名誉総裁に就任。全国で病院や診療所を運営していて、新型コロナウイルスの感染患者を受け入れている。

秋篠宮家と従業員たちで、ポリ袋と養生テープを使って感染症患者を治療する医療従事者のための「特製ガウン」を作ったというのである。

「職員が届けてくださった段ボールには100着のガウンに加え、ご一家全員と職員5名の直筆メッセージカードも同封されていたのです」

そう、週刊女性(6/16号)で、事務局の広報担当者が話している。22日には、追加で200着のガウン、29日にも追加で200着のガウンが届けられたと、炭谷茂理事長がいっている。

このサプライズのきっかけは、5月11日に行われた、済生会関係者とのオンライン会議だった。眞子さんと佳子さんも出席したという。

3月末に新型コロナウイルスについて、秋篠宮家を訪問して報告するはずだったのに、中止になってしまったため、この日になったそうだ。

■「新型コロナ」とは絶対にいわず…

この会議の中で、済生会のホームページ上に、秋篠宮から全国の医療従事者に向けた「激励メッセージ」が掲載されることになった。届けられたメッセージはかなりの長文で、炭谷理事長は驚いたという。

またその会議の中で炭谷理事長が、「中央病院から、ガウンが足りず、東京都のビニールのゴミ袋を使って手作りしている」と報告した際、両殿下は「足りないというのは困ったことですね」といい、紀子さんから、「ガウンは簡単に作れるものなのですか? 教えてください」という質問があり、後日、看護部長から作り方を宮内庁にメールしたそうだ。

作り慣れた人でも、1着作るのに15分ほどはかかるという。3日で100着というから、相当なマンパワーが必要だったはずだ。

また、両殿下は、コロナという名詞が含まれた企業などが風評被害を受けていることにも配慮して、必ず新型コロナウイルスとはいわずに、「COVID‐19」という正式名称を使っていたそうである。

秋篠宮夫妻、娘と息子たちが総出で、ゴミ袋を使って防護用のガウンを作っている姿を思うと、微笑ましくなる。

こうした中で、母と娘たちとのわだかまりも徐々に溶けていったのではないか。

■就職していない佳子さんはフラワー業界に関心?

佳子さんは、大学を卒業して以来、現在は何もしていないようだ。好きなダンスも、コロナ感染拡大のためにお休み。そんな中、フラワー業界へ関心を持ったのではと、週刊女性(7/14号)が報じている。

6月16日、花通信配達システム「花キューピット」を運営する一般社団法人「JFTD」の澤田將信(まさのぶ)会長が、悠仁さんを除く秋篠宮一家に、生花店への新型コロナウイルスの影響などを、オンラインで説明したというのである。

秋篠宮は花への関心が強く、5年に1度開かれる同社の周年式典にも毎回行っているそうだ。

実は、フラワー協会と秋篠宮家の結びつきは佳子さんが関係しているといわれているそうだ。

週刊女性でベテラン皇室ジャーナリストが、佳子さんは宮邸で「今後のライフワークや民間でのお仕事を検討されているのでは」と語っている。そうした中にフラワー業界というのも視野にあるのではないかと推測している。

佳子さんといえば、国際基督教大学(ICU)卒業にあたり、姉の眞子さんの結婚が叶うようにといって周囲を驚かせたが、その際、自身の結婚についてもこう語っていた。

「結婚の時期については、遅過ぎずできれば良いと考えております。理想の男性像については、以前もお答えしていますが、一緒にいて落ち着ける方が良いと考えております。相手がいるかについてですが、このような事柄に関する質問は、今後も含めお答えするつもりはございません」

こうしたキッパリしたいい方に反感を覚える向きもあるだろうが、私は潔くていいと思う。

一時は、留学するのではないかという噂もあったが、新型コロナウイルス騒ぎの中で、じっくりと行く末を考えているのだろう。

■新潮が「新しい男性の存在」を報道

そんな中、デイリー新潮(6月30日)が、「佳子さまに新しい男性の存在で…紀子さまのお気持ちにも変化が…」と報じたのである。宮内庁関係者がこう話している。

「佳子さまに新しい男性の存在を感じるという声が聞こえてきています。コロナ禍以前のことで、お相手については正直よくわからないのですが、それまでのお振る舞いなどが交際をきっかけに変わって行ったと言います。春先には就職なさるとか、海外志向がお強いので留学などの可能性についてもかねて噂されていましたから、それらと関係があるのかもしれません」

またこうもいっている。

「紀子さまにとってそれは大変喜ばしい話だったようです。眞子さまの件や秋篠宮さまとのやり取りでお気持ちに揺れや波が出ることもないわけではなかったそうなのですが、そこはかなり安定されたので、周囲もホッとしているところだと聞いています」

かなり具体的である。

新潮によれば、宮内庁は年頃の皇族方のための「お相手候補リスト」というものを作成しているという。皇室内でも最重要の皇太子妃に関しては、このように行われていたという。

■旧華族や財閥御曹司などを内密にリストアップ

「皇太子妃選びの作業は、皇太子さまが学習院大学に在学中から始まった。天皇、皇后両陛下(当時皇太子ご夫妻)のお考えを伺いながら、宮内庁長官とごく限られた側近だけでひそかに進められた。初めは、まず旧華族の家系を中心にリストアップに着手した。皇太子さまが大学二年、二十歳になったころ、旧華族の集まりである『霞会館』に協力を求めた。同会館には、会員の子弟を対象にした結婚相談室があり、適齢期を迎えた会員の子弟の情報がコンピューターに登録されている」

「(中略)さらに皇太子さまが大学四年になった一九八一年には、学習院を対象に候補者となり得る女性のリストアップ作業が行われた。学習院院長に依頼。特命を受けたある教授が、ほかの学内関係者に知られないように二百人余をリストアップしたこともあった」(毎日新聞1993年1月7日付)

眞子さん、佳子さんについても同様のことが行われているという。

「家柄や育ち、経歴などに差支えるものがないかを総合的に判断したうえで、『合格』となった男子を宮内庁ではリストアップしています。結婚したり適齢期ではなくなったりすると外れるのはもちろん、折に触れてアップデートされる。旧皇族のみならず、旧侯爵などの末裔も含まれていますが、その枠を超えて、財界の有力者の子息や旧財閥系の御曹司、地方に本社を置く企業一族など、もう少し幅広いものになっている。2年前の10月に高円宮絢子(あやこ)さまと結婚された守谷慧さんもこのリストに名前がありました」

■結婚の噂は以前にも

だが、眞子さんに関しては、ICUで小室圭さんと知り合って恋愛が始まったため、小室圭の“身体検査”ができなかった。そのために母親の金銭トラブルを見逃してしまったといわれている。

佳子さんに関しては、眞子さんの二の舞はするなと厳命が下っているようだが、なかなか奔放な女性だから、今回、噂されている男性も、リストから外れている可能性はある。

佳子さんは、以前にも結婚の噂が立ったことがあった。

週刊新潮(2017年6/1号)が「富士急行」の御曹司と熱烈交際中だと報じたのである。

彼女がICUの3年で、9月から英国中部のリーズ大に留学することになっているという時期だった。

「富士急の御曹司、堀内基光君と交際されていると聞いています」というのは永田町の関係者である。

基光氏は幼稚園から中学まで学習院、高校からは慶応に転じ、慶大法学部を卒業後にメガバンクに入行している。その家系を辿ると、父・光一郎氏は富士急の社長。過去に紀宮さま(現在の黒田清子さん)の花婿候補に擬せられたこともあったという。

「基光君は学習院時代、眞子さまと同級生だったので、紀子さまとは『ママ友』として仲良くされていたようです」(同)

だが、堀内光一郎社長は新潮の直撃に、

「(笑いながら)してない、全くありません。本人が一番驚いていました。一度も会ったことないんじゃないですかね」

どうやら、本人たちの知らないところで煙が上がっていたようだが、佳子さんという女性の魅力を物語るエピソードの一つではあろう。

年頃の娘2人を持つ秋篠宮夫妻は、何かと心配なことではあろうが、自分たちも通ってきた道だから、最後は、彼女たちに任せるしかないだろう。

■ニューヨークにいる小室さんは今

さて、日本とは比べものにならないくらい新型コロナウイルスが猛威を振るっているアメリカ、ニューヨークにいる小室圭さんは、今どうしているのだろう。

以前、彼のインタビューが、フォーダム大のホームページに掲載され、弁護士になるための蓄積を着々と積み上げていると、週刊誌やワイドショーで好意的に報じられた。

さらにWeb女性自身(7/14号)が、こう報じているのである。

「昨年の夏に小室さんが英語で執筆した論文が、ニューヨーク弁護士会が発行する雑誌に掲載されていたことも判明した。

インタビューと論文はともに、起業家の資金調達がテーマ。小室さんの代理人を務める上芝直史弁護士に、改めてこの快挙について聞くと、

『当時、小室さんが関心を持って研究していたのは、株式の配当や投資のリターンとは違う目的を持つ社会的企業のために、どうやってお金を集めるのかということでした。そのため、こういったテーマの論文を書いたということです。そこに特別な意図があったわけではありませんが、論文が掲載されたことはありがたいと思っているでしょう。当時は、論文で取り上げた分野に将来的に進もうと考えていたかもしれませんが、現在は彼の関心も移り、違う分野について勉強していますよ』」

■弁護士会発行の専門誌にも登場

さらに女性自身が追うと、

「ある法律専門誌に『Kei Komuro』の名前を発見! なんと小室さんは専門誌『NY Business Law Journal』の‘19年夏号に、注釈を含めて9ページにも及ぶ論文を投稿していたのだ。

タイトルは『Challenges and Implications for Potential Reforms of Crowdfunding Law for Social Enterprises(社会的企業のためのクラウドファンディング法改正の可能性への課題と示唆)』。

クラウドファンディングとは、個人や団体がインターネットを通して、その活動を応援したいと思ってくれる人から資金を募る仕組みのこと。小室さんは、論文の導入部分で次のように説明している」

「(ここ数年、クラウドファンディングは社会起業家や投資家に人気のある選択肢となっています。資本を調達する主要な方法の1つですが、クラウドファンディングは、とくに詐欺や資本や資金調達ポータルの限界といった、重大な課題に直面しています。本稿では、これら3つの課題について説明し、それらに対処するための推奨事項を示します)

小室さんが登場した雑誌は、ニューヨーク州弁護士会のビジネス法部門が刊行する専門誌のようだ。この号には11本の論文が掲載されているが、執筆者の多くは現役の弁護士や大学教授で、学生は小室さんを含めて3人だけ」

■そんな中、圭さんの母親は…

「日本とニューヨーク州の弁護士資格を持つ山口真由さんに、小室さんの論文掲載がどれほどの快挙なのか聞いてみた。

『弁護士を目指して勉強をしながら論文を書いて応募するのは、とてもたいへんなことです。東大でもハーバードでも、私の周りには専門誌に論文を掲載された学生はいませんでした。小室さんの発想力と行動力は、アメリカでは大きく評価されると思います』」

こうした小室圭絶賛を、秋篠宮紀子さんは「あまり持ち上げないで」と、メディアに注意を喚起したという報道もあるが、私はそんなことはないと考える。

眞子さん同様、将来の娘婿の精進ぶりは、大きな声ではいわないが、嬉しく思っているに違いない。

週刊女性(7/21号)は、圭さんの母親が、以前務めていたスイーツで有名な洋菓子店「マッターホーン」に4月頃から「再就職」したと報じている。

週刊女性が取材してみると、たしかに母親佳代さんは勤めているようだ。取材陣に追いかけられないようにタクシーを乗り継いで、出勤しているという。
なぜ、彼女は仕事を再開したのか? 宮内庁関係者は、「"金銭トラブル"解決のため、ついに働き始めたと囁(ささや)かれているんです」と推測している。

■長かった極寒の冬が明けるのか

金銭トラブルの相手方である元婚約者の代理人は、「何の進展もない」と話しているが、水面下で何らかの動きがあるのではないか。
そうだとすれば、眞子さんと圭さんの結婚への大きな障害が取り除かれることになるかもしれない。

季節は夏に向かうが、秋篠宮家はようやく長い酷寒の冬が明け、雪が解け、遅かったが輝かしい春を迎えているようだ。それだけに嬉しさも一入(ひとしお)であろう。

「石走る垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも」(志貴皇子)

雲間からのぞく青空に向かって秋篠宮は、そう詠じたいのではないだろうか。

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元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任する。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『a href="https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198630283/presidentjp-22" target="_blank">編集者の教室』(徳間書店)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)、近著に『野垂れ死に ある講談社・雑誌編集者の回想』(現代書館)などがある。
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(ジャーナリスト 元木 昌彦)