でっかい黒ごまプリンを作ろう!→巨大な目玉にしか見えない恐怖の物体が錬成される
黒ごまプリンを作ったはずなのに、恐ろしいものが出来上がってしまった――。そんなツイートが注目を集めている。
でっかでっか胡麻プリン作ったら、魚類の巨大目玉みたいになって死ぬほど怖い pic.twitter.com/Ylx5c0zb7P
— マホウビン(@totemo_hot_dayo) July 2, 2020
こちらはツイッターユーザーのマホウビン(@totemo_hot_dayo)さんが2020年7月2日に投稿したツイート。
丸いお皿いっぱいに、中心部分が黒くなった灰色の物体が堂々と鎮座している。
マホウビンさんによるとこれは黒ごまプリンなのだそう。固める過程で黒ごまが沈殿するのは珍しいことではないが、この形だともはや目玉にしか見えない。
黒い部分が照明を反射してらんらんと輝き、こちらが黒ごまプリンに見つめられているような気分になってくる。これにスプーンを入れて食べ進めていくことを想像すると少し気が引けるほどだ。
写真を見た人からも、
「マグロの目玉だDHAいっぱい入ってそう」
「これは動くと視線がこっちについてまわるタイプ...」
「黒ごまプリンを見る時、黒ごまプリンもまたこちらを見ているのだ...てかんじですね」
などの反応が寄せられている。ゲゲゲの鬼太郎の目玉親父やバックべアード、フランスの画家・ルドンが描いた「眼=気球」などを連想した人も多いようだ。
「完全に盛り付ける器を間違えた」
7日、Jタウンネット編集部の取材に応じたマホウビンさんによると、このプリンはハウス食品が販売していた黒ごまプリンの素を使って作られた。
素を牛乳一緒に温めてから型に入れ、冷やせばプリンになるという商品だ。本来はいくつかの容器に分けて作るものを、今回はひとつのプリンにしたという。
「でっかいプリンは甘い物好きの私としては永遠のロマンなので、久しぶりに胡麻プリンが食べたいな〜と思い、ちょうど良い機会なので作りました。
(分量は)黒ごまプリンの素 70グラム、牛乳 300ミリなので、370グラムになります。
本来はプリン3個分の材料になるのですが、でかいプリンにしたいと思ったので、全てまとめて同じ容器に流し込みました」
使った器は直径12センチほどのお椀。底の部分が平らな形だったため、プリンらしくなるかと思って選んだそう。ただ、側面が曲線になっていたため、結果的にまん丸の黒ごまプリンになってしまったようだ。
「プリンにしては高さが足りないかな?とは思っていましたが、まさかこんなにギョロリとした見た目になるとは思っていませんでした」
とマホウビンさん。完成したプリンを見た感想を尋ねると、
「完全に盛り付ける器を間違えたな、と思いました。やや弧を描いている白い器に盛り付けた為、プリンの底面がしなるようになった挙句に目玉っぽさが際立ってしまいました...。
あと、単純に冷やす時間も少し短かったかな、と反省しました。味は美味しかったです。さすがハウス食品さん」(マホウビンさん)
ギョロッ(マホウビンさんのツイートより、編集部でトリミング)
確かにお皿にジャストフィットして、丸みが強調されている。改めて見ると、テーブルに目玉がついているようだ。
今回大きく話題になったことについては、
「リプライ等で『このキャラクターに似ている』『私も同じ失敗をした』など、色んな意見が飛び交っており、面白かったです。
あと、『氷水等にボウルを当てながら少しとろみが出るまで混ぜると胡麻が沈殿しない』という有益な情報を送ってくださる方もいて、今後のプリン作りに役立てたいな、と思いました」
とのこと。大きな黒ごまプリンを食べたいけれど、目玉は怖い...という人は一手間かけてみるといいかもしれない。